保安・防災

東京ガスネットワーク（株）では、24時間365日、いつでも安心してガスをお使いいただくため、都市ガスの保安対策に取り組むとともに、地震や風水害等の災害に対しても万全の体制を整えています。

都市ガスの保安対策

お客さまに安心してガスをお使いいただくため、ガス導管の維持管理として経年管等の取り替え、ガス漏洩検査、高圧ガス導管のパトロール等を実施しています。また、ガス漏れによる事故を未然に防止するための出動拠点としてガスライト24を各地域に設置し、お客さまに最も身近なところで24時間365日「安心・安全」を守り続けています。お客さまからガス漏れの通報があった場合は、休日・夜間を問わず出動し、迅速な対応をしています。

地震防災対策

地震防災に対しては、過去の大地震の歴史等を踏まえ、予防・緊急・復旧を柱とした万全な災害対策を進化させてきました。低圧ガス導管へのPE管採用など、地震被害を最小限にする予防対策を促進するとともに、緊急時対策としては、震度5以上でガスを自動遮断するマイコンメーターの普及や中圧・低圧導管を複数ブロックに細分化することにより、ガス供給停止地域を最小化し、二次災害を防止してきました。復旧対策では、高密度に設置した地震計の監視とガスの遮断制御が可能な防災システムを完備し、ガスの供給を停止したブロックごとに被害状況を把握し、最適な復旧方法を判断しています。

風水害対策

気候変動への適応策の一環として、風水害対策も講じています。ガス供給設備は水が浸入しにくい気密構造となっており、また地区ガバナ（圧力調整器）は電力を必要としないため、浸水や停電があってもガス供給は原則継続されます。大型台風等の接近が事前に予測される場合は事前に体制を設置し、緊急事態が発生または予見されたときは、レベルの引上げを行う等、速やかな対応を図ります。このように、万一の災害時でも、お客さまの生活への影響を最小限にとどめるよう万全の体制を整えています。

社会へのインパクト

• 災害に強い都市ガスインフラの整備によって、持続可能かつ強靭なインフラの開発に貢献
• 風水害に強い設備の採用や体制の設置によって、気候関連災害に対する適応力の強化に貢献

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