東京ガスグループのサステナビリティ

価値創造のプロセス

東京ガスグループは、グループ経営理念に基づき、中長期的に取り組むべきサステナビリティ上の重要課題(マテリアリティ)を特定し、事業活動を通じて経済的・社会的価値を創出していきます。さらに、創出価値により事業活動を支える基盤をより強固にすることで、さらなる企業価値向上を実現します。

価値創造

サステナビリティ推進体制

当社グループの各組織で、マテリアリティに基づく事業活動を推進するとともに、「執行役の合理的な意思決定を支援する会議体(経営会議)」および、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を活用し、グループ全体のサステナビリティ経営を推進しています。また、重要な事項については、取締役会に報告しています。

サステナビリティ推進体制図

サステナビリティ上の重要課題(マテリアリティ)

マテリアリティ(2023年度~)

当社グループが中長期的に、事業活動を通じて解決していく課題として、7つのマテリアリティを特定しました。

7つのマテリアリティ

マテリアリティ特定のプロセス

Step 1 社会課題の整理

  • 各種国際基準・ガイドライン(GRIスタンダード等)などを踏まえて課題を整理

Step 2 リスクと機会の整理

  • Step1の整理をベースに、メガトレンドによる社会問題の進行を踏まえ、社会問題が企業活動に及ぼす影響と、企業活動が社会に及ぼす影響の両面で、当社グループにとってのリスクと機会を検討し、重要な社会課題を整理

Step 3 マテリアリティの特定

  • Step2の整理をベースに、経営理念や戦略・ビジョンとの整合、社内外のステークホルダーからの期待・要請の適切な反映を確認し、マテリアリティを特定

Step 4 決議・公表

  • 経営理念に基づき、戦略・ビジョンの前提となる課題として位置付けを明確にした上、23-25年度中期経営計画とともに取締役会で決議し、2023年2月に公表

主な目標・指標と関連するSDGs

マテリアリティ 主な目標・指標(2025年度の数値目標) 関連するSDGs
1.脱炭素社会への責任あるトランジション ・CO2削減貢献量(1,200万t)
・再エネ電源取扱量(220万kW)
・海外大規模メタネーション推進
・自社活動排出CO2ネット・ゼロ
(2020年度比60%達成)
SDGs 7 9 13 17
2.地球環境の保全 ・ガス設備・ガスメーター等設備の資源利用高度化
・生物多様性保全の推進
SDGs 12 14 15 17
3.エネルギーの安定供給 ・都市ガス重大事故・重大供給支障(0件)
・調達リスクへの対応
SDGs 7 9 17
4.安全と防災の徹底・安心なまちづくりへの貢献 ・供給指令センターでの非常事態緊急措置訓練参加率(100%維持)
・大規模地震時における供給停止エリアの局所化に資する防災ブロックの細分化の継続
・レジリエントなエネルギーシステムの導入推進
SDGs 9 11 13 17
5.ウェルビーイングなくらしとコミュニティへの貢献 ・心身共に豊かなくらしに資するサービス提供
・カーボンニュートラルシティに関する地域・自治体連携の推進
SDGs 3 5 11 17
6.多様な人材が活躍できる組織の実現 ・女性管理職比率(11%)
・1か月以上の男性育休取得率(100%)
・リスキル・学び直し実施率(100%)
・グループ員のエンゲージメント指数改善
SDGs 4 5 8 10 17
7.サプライチェーン全体における人権の尊重 ・サプライチェーン全体での人権対応の推進 SDGs 8 10 16 17
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