事業紹介
海外事業
概要
これまで当社グループは豪州、北米および東南アジア地域におけるLNGや天然ガス関連事業に参画してきました。今後はCompass2030で掲げた目標の実現に向けて、資源開発事業に加え、再生可能エネルギー事業やガス・電力供給、LNGインフラ事業を展開し、海外事業を拡大していきます。
強み
- 国内で培った中下流事業に関するノウハウ
- 原料調達活動や事業等において得られたグローバルネットワーク
リスク
- 各国固有の法規制・商習慣への対応等による事業運営の停滞・費用負担増、事業機会の逸失等
- 海外事業全般における原油・ガス価格・外国為替相場の変動による収支への影響
北米
上流事業
資源価格の動向を注視しつつ、ガス田の生産性・埋蔵量を慎重に確認しながら、経験のあるオペレーターと提携し、優良資産へ投資していきます。当社は現在、3つの米国天然ガス開発事業に参画しています。
中下流事業
天然ガス火力発電事業については参画案件を厳選し、現在、米国の東海岸の1つのガス発電事業に参画しています。また、仏国エンジー社とともに、メキシコにおける再生可能エネルギー事業に取り組んでいきます。
東南アジア
中下流事業
天然ガスインフラ整備に貢献するべく、エンジニアリングから運営ノウハウ・省エネサービスまで幅広い価値を提供していきます。具体的には、LNG基地・発電等のエネルギーインフラ構築等のハード面での参画に加え、需要開拓、LNG基地オペレーション、LNG調達等のソフト面においても貢献し、LNGバリューチェーン全体に関与し存在感を高めていきます。
豪州
上流事業
東アジアへの一大LNG供給地として成長を遂げた豪州においては、イクシスプロジェクトを含め、5つのLNGプロジェクトに参画しています。引き続き、この5つの保有資産の価値最大化に向けた運営・管理に注力していきます。