東京ガスグループトピックス

えるぼし最高位(3つ星)取得!◆東京ガスの女性活躍推進の取り組み

2024年9月17日

東京ガスは、このたび、女性活躍推進の優良企業として、厚生労働大臣が認定する「えるぼし」の最高位(3つ星)を取得しました!

東京ガスでは、「多様な人材が活躍できる組織の実現」に向けて、多様性を受容し、公平な機会のもとで互いに尊重しあいながら成長できる環境づくりであるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下DE&I)、を推進しており、中でも女性の活躍推進を端緒と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
取り組みの概要や、女性活躍の進展を表す数値実績などをご紹介します。

「えるぼし認定」とは?

えるぼし認定証

認定マーク「えるぼし(3つ星)」

「えるぼし認定」とは、2016年に施行された女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良な企業を厚生労働大臣が認定する制度です。
「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの評価項目に対し、一定の基準が設けられています。

東京ガスは、この5つの評価項目の基準のすべてを満たし、えるぼし最高位(3つ星)を取得しました!

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女性管理職比率は、10年間で約2倍!東京ガス女性活躍の現状

東京ガスは、「2025年度の女性管理職比率11%以上」を目標に様々な取り組みを進めています。
女性管理職比率は年々向上し、24年度は10年前(14年度)の約2倍となる11.3%に上昇しました。

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女性活躍推進に向けた取組み ①経営戦略との連動

経営ビジョン・中期経営計画での表明

経営ビジョン『Compass2030』において、事業戦略の実現に向けた人事の基本方針として、「多様性がぶつかりあい切磋琢磨する場をつくる」ことや、ダイバーシティの取り組みを推進することを表明しています。
23-25中期経営計画『Compass Transformation 23-25』では、「多様な人材が活躍できる組織の実現」をマテリアリティ(※1)の一つに位置づけ、経営戦略を実現するためのKPIとして「女性管理職比率」、「男性育休取得率(1ヶ月)」等を設定し、その達成に取り組んでいます。

※1:企業が取り組むべき重要課題

トップから社内外への表明

2023年、東京ガスは新社長就任時に「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン トップコミットメント」を公表し、当社グループに集う多様な人材の背景・考え・働き方を尊重し、その多様な力で新たな価値を創出し続ける企業グループになることを社内外にコミットしています。


笹山社長就任時、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン トップコミットメント」を公表

体制の整備

2024年、DE&I推進担当役員を新たに設置し、更なるDE&I推進のための新体制をスタートしています。

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女性活躍推進に向けた取組み ②安心して働ける職場環境づくり

女性のキャリアや生産性に影響を与える要因といわれる、女性特有の健康課題。
東京ガスでも、男性社員が多数を占めていることもあり、女性特有の健康課題は"認知・理解"がされにくい状況が続いていました。社内アンケートの結果でも、"職場で生理や更年期による症状で困ったことがある女性"は7割にものぼりました。こうした現状を踏まえ、以下のような取り組みを行っています。

フェムテックセミナーの開催

女性特有の健康課題の”認知“を広め、”理解“を促すことを目的に、23年度には「労使共済フェムテック体験セミナー『見て・聞いて・知って 女性特有の健康課題』」”を開催。
男性管理職を中心とした約600名のグループ員が参加し、認知・理解が急速に進みました

生理痛体験会の開催

24年度には、その次の行動へと一歩を踏み出し、女性が働きやすい環境づくりの具体的な取り組みの実行を促すため、「生理痛体験会」を開催。
役員及び人事部長のほか、各部門・カンパニーの人事担当マネージャーの約20名が参加し、腹部に貼付した電極パッドを通じて、生理痛の疑似体験を行いました。

生理痛体験会終了後、多くの職場から資料送付依頼や問い合わせがあり、各職場で「健康課題について話しやすい職場づくり」、「1時間以上の会議で、5分以上の休憩取得」、「柔軟な働き方の推進」等、女性をはじめとした多様な人材が働きやすい職場づくりに向けた“行動の輪”が広がっています。

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女性活躍推進に向けた取組み ③キャリア形成・成長支援

従業員意識調査結果を分析した結果、当社女性は継続してキャリアを積み、
自分らしく成長したいと考えている人が多いことが分かりました。その意欲を活かし、挑戦を促すために、以下の取り組みを行っています。

女性常務との対談

女性×キャリアトークセッションポスター

キャリアトークセッション企画に携わったメンバー

女性常務が自らのライフキャリアヒストリーを語り、社員と対談する「女性×キャリアトークセッション」などを開催。
会社のキャリアだけでなく、人生の中のキャリアという位置づけで、結婚や子育て、健康課題、趣味、海外生活など、各々の人生全般の悩みや葛藤も含めた、多様なライフキャリアストーリーを、モチベーショングラフを用いて紹介しました。イベントには約250名が参加し、内3割は男性となりました。

実際の参加者の声をご紹介します!

・海外で活躍されている女性社員の方のお話を聞き、非常に良い影響を受けた。
・海外駐在のお話だけでなく、キャリアのことやライフイベントとの両立についても興味深いお話を聞くことができて大変有意義な時間だった。
・育児もキャリア(海外事業)も両立している女性がいらっしゃることにすごく勇気をもらえた。

■アンコンシャスバイアス(※2)の解消

上司側の思い込みや過剰な配慮によって、働きがいや満足度が下がらないよう、アンコンシャスバイアスの解消にも取り組んでいます。

2023年度から、新たに「アンコンシャスバイアス研修」を実施しています。
社内でモチベーションに関する調査を行ったところ、「女性だから難しい」「男性だから大丈夫」「この年齢(ベテラン、若手)だと難しい」という無意識のバイアスが、「公平に成長機会を与えられない」と感じさせ、「モチベーションを下げている」可能性があることが分かりました。
以上から、「属性に伴う、悪気ない微差」を払拭し、タフアサインメントを公平に提供するため、幹部からアンコンシャスバイアス研修をスタートしました。
また、研修のみならずアンコンシャスバイアスに対する社員アンケートも実施し、教育・風土醸成の両輪で取り組みを進めています。

※2:無意識に生じる偏見や思い込み

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女性活躍推進に向けた取組み ④その他の取り組み

■東京女性未来フォーラム共同宣言に賛同

当社共同宣言を発表する小西常務、遠藤執行役員

東京ガスの「東京女性未来フォーラム共同宣言」

女性活躍・女性登用に向けた経営者の意識や職場の文化の変革を促す社会的なムーブメント醸成に向けた、「東京女性未来フォーラム共同宣言」に賛同しています。

「東京女性未来フォーラム共同宣言」とは
東京都が、「女性活躍・女性登用に向けた経営者の意識や職場の文化の変革を促す社会的なムーブメントを醸成する」ため展開する取組です。当社は、この取り組みに賛同し、経営戦略として「多様な人材が活躍できる組織の実現」を進めていくことを宣言しています。

東京ガスグループではこれからも、女性をはじめとした多様な人材が活躍できる組織の実現に向け、今後も様々な取り組みを進めていきます。

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