東京ガスグループトピックス
共生社会への理解を深めるきっかけに◆「パッチョ農園」の野菜を使った「パッチョスムージー」
2023年6月10日
東京ガスには、人事部内の1つの職場として共生社会の実現を目指した「パッチョ農園」があります。
2023年の4月より、東京ガス本社ビルのカフェ併設型サテライトスペース「紡(TSUMUGI)」 にて、パッチョ農園の野菜を使用した「パッチョスムージー」が新たにメニューに加わりました。
東京ガスの「パッチョ農園」とは? また、「パッチョスムージー」の開発秘話や担当者の想いなどについてご紹介します。
共生社会の実現を目指した「パッチョ農園」とは
東京ガスは2018年4月、障がいのある方々が働く「パッチョ農園」を千葉市花見川区にオープンしました。この農園は共生社会の実現をめざし、障がいのある方々が安心して生き生きと働ける場です。「パッチョ農園」の名前は、東京ガスグループ内約600名による投票によって決定。投票時には250件を超える、心温まる応援メッセージも寄せられました。
現在、人事部に所属の12名のメンバーが元気に働き、野菜づくりに励んでいます。大切に育てた野菜は社員食堂にて皆の健康づくりに役立っているとともに、農園メンバーとの交流イベントや社内表彰の記念品として、グループ員のもとに届けられています。
丁寧に作られたパッチョ農園の野菜は「農園の皆さんが一生懸命作ってくださった獲れたての新鮮な野菜、嬉しかったです。」「子どもと一緒に楽しく料理をして、家族でおいしくいただきました。普段はなかなか野菜を食べない子どもも、パッチョ農園の野菜はパクパク食べてくれました。」と社員から評判です。
日替わりで登場!「パッチョスムージー」開発秘話
東京ガスでは昨年度、グループ員のコミュニケーション活性化および創造的な仕事が出来る場を目指し、カフェ併設型サテライトスペースをリニューアルオープンしました。
カフェメニューとして、パッチョ農園の野菜を活用したスムージーを提案したところ、カフェスタッフは大賛成!どうしたらおいしくて"映える"スムージーができるか、届いた野菜をゆでたり凍らせたりして試行錯誤を重ねてくれました。
その結果、ほどよい食感でとろけるようにおいしい「パッチョスムージー」が誕生しました。
現在、パッチョ農園から届いた「小松菜」「ほうれん草」「ビーツ」などを活用した「パッチョスムージー」が日替わりで登場しています。
カフェスタッフの皆さんも、季節に合わせて届く野菜に思いを馳せ、今後どんなスムージーを作ろうか楽しみにしています。
売り切れの日も!「パッチョスムージー」グループ員の評判
「パッチョスムージー」は、2023年4月より東京ガス 浜松町本社ビル内のカフェで販売が開始されており、売り切れの日が出てしまうほど、グループ員から多くの関心が寄せられています。
中には「パッチョ農園を応援したくて出社のたびに飲んでいる」という方も。東京ガスグループ員からの人気ぶりは、パッチョ農園メンバーのやりがいにも繋がっています。
農園メンバーのやりがいに!「パッチョ農園」農場長の想い
パッチョ農園では、暑さや寒さにも負けず、メンバーで相談しながら季節に応じた色々な野菜を作っています。
農園にパッチョスムージーが届いた際は「みんなが作った小松菜がスムージーになったよ」と伝えながら、休憩時間にメンバーで乾杯しました。
「苦いかなと思っていたけど、飲んでみたらおいしかった!」「たくさんの人に飲んでもらえていてうれしい」と、農園メンバーで盛り上がりました。
自分たちの作った野菜が活用され、役に立っていることは農園メンバーのやりがいとなっています。
これからもたくさんの人に喜んでもらえるよう、メンバーで楽しく野菜作りをしていきたいと思います。
「農園メンバーと東京ガスグループ員を繋げる新たな形」人事部担当者の想い
パッチョ農園の野菜が「スムージー」という新たな形で、農園メンバーと東京ガスグループ員を繋げてくれていることを嬉しく思います。
「パッチョスムージー」が東京ガスグループの経営理念である「人によりそい、社会をささえ、未来をつむぐエネルギーになる。」ための原動力の一つになれたらと考えています。
東京ガスグループではこれからも、目に見える違い・目に見えない違いを尊重し合い、切磋琢磨しながら、お客さま・社会・ビジネスパートナーとともに、価値を創出し続ける企業グループになるために、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進して参ります。