東京ガスグループトピックス
女性の活躍推進に積極的な企業として6回目の選定!◆令和4年度「なでしこ銘柄」
2023年4月10日
東京ガスは女性の活躍推進に積極的な企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で企画する「令和4年度『なでしこ銘柄』」(以下、なでしこ銘柄)に選定されました。
なでしこ銘柄とは?
なでしこ銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、女性活躍推進に優れた企業を選定・発表するもので、経営戦略と連動した女性活躍推進を行う企業が評価されます。今年度は17業種から1社ずつ、計17社の選定が行われました。
東京ガスがなでしこ銘柄に選定されるのは今回で6回目となります。
平成24年度から実施されているなでしこ銘柄ですが、今回は選定基準のリニューアルが行われ、女性の活躍状況に関する定量調査票に加え、「自社の経営戦略の中で女性躍進をどう位置付け、その取り組みの成果をどのように企業価値向上につなげているか」の企業独自のストーリーを記載した定性調査票の双方を基に評価が行われました。
今回おもに評価の対象となった、
・女性の活躍状況
・経営戦略における女性躍進の位置づけ
を中心に、東京ガスの取り組みをご紹介します!
東京ガスでの女性の活躍状況は?
東京ガスでは、
1.2025年度の女性管理職比率11%以上
2.男女ともに仕事と育児の両立に関する制度利用率100% ※特別休暇含む
を目標に掲げており、女性のキャリア開発支援の取り組みとして、本人向けの教育や、上司向けの意識啓発・組織風土醸成のための教育を行っています。
その成果もあり、2012年に5.1%だった女性管理職比率は2022年度に9.5%となり、過去10年間で4.4ポイント上昇しました。部長・マネージャー級(幹部)の女性も増え、2016年4月には、初の女性役員が誕生、2023年からは3名の女性が役員に就任します。これからも女性のさらなる活躍の場を拡げていきます。
<女性役職者数> 毎年増加傾向
単位:人(女性比率)
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
管理者数 | 男性 | 単体 | 2,646 | 2,614 | 2,574 |
連結 | 3,355 | 3,345 | 3,288 | ||
女性 | 単体 | 251(8.7) | 264(9.2) | 271(9.5) | |
連結 | 328(8.9) | 361(9.7) | 359(9.8) | ||
執行役員数 | 男性 | 単体 | 28 | 29 | 21 |
女性 | 単体 | 2(6.7) | 2(6.5) | 2(8.7) | |
部長相当職数 | 男性 | 単体 | 604 | 605 | 602 |
女性 | 単体 | 24(3.8) | 26(4.1) | 28(4.4) | |
課長相当職数 | 男性 | 単体 | 2,042 | 2,009 | 1,972 |
女性 | 単体 | 227(10.0) | 238 (10.6) | 243(11.0) |
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
管理者数 | 男性 | 単体 | 2,646 | 2,614 | 2,574 |
連結 | 3,355 | 3,345 | 3,288 | ||
女性 | 単体 | 251(8.7) | 264(9.2) | 271(9.5) | |
連結 | 328(8.9) | 361(9.7) | 359(9.8) | ||
執行役員数 | 男性 | 単体 | 28 | 29 | 21 |
女性 | 単体 | 2(6.7) | 2(6.5) | 2(8.7) | |
部長相当職数 | 男性 | 単体 | 604 | 605 | 602 |
女性 | 単体 | 24(3.8) | 26(4.1) | 28(4.4) | |
課長相当職数 | 男性 | 単体 | 2,042 | 2,009 | 1,972 |
女性 | 単体 | 227(10.0) | 238(10.6) | 243(11.0) |
(※)各年度における4月1日時点の実績
<東京ガスにおける女性管理職比率>
経営戦略における女性躍進の位置づけとは?
東京ガスグループは、2023-2025年度グループ中期経営計画「Compass Transformation 23-25」で、「多様な人材が活躍できる組織の実現」を重要課題の一つと位置づけ、グループ員一人ひとりと東京ガスグループの双方が成長を実感できる「人的資本経営の強化」を掲げました。
一人ひとりが、活き活きと、持てる力を最大限発揮できる職場づくりを積極的に行い、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの活動を深化させています。
中でも女性活躍をこの活動の端緒と位置付けて、活躍の場の創出、キャリア形成に向けたサポート、多様なロールモデルに関する情報提供、柔軟な働き方の推進、仕事と育児の両立支援など様々な取り組みを進めています。
<経営戦略における女性躍進の取り組み>
・経営ビジョン『Compass2030』において、事業戦略の実現に向けた人事戦略として人事の基本方針を立て「多様性がぶつかりあい切磋琢磨する場をつくる」ことや、ダイバーシティの取り組みを推進することを表明。
・グループ経営理念では『尊重する:価値観を認め合い、互いの可能性を大切にする』を掲げ、社長自らによる職場訪問・社員との座談会実施、ミドル層の研修に寄せたトップメッセージ発信、女性の重要ポストへの配置などにより、理念の浸透や実践をリード。
・CHRO(最高人事責任者)を設置し、経営と一体となってダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進する専任組織を人事部に設置して取り組みを推進。
東京ガスグループでは、これからもグループ員一人ひとりが、目に見える違い・目に見えない違いを尊重し合い、切磋琢磨しながら、お客さま、社会、ビジネスパートナーとともに、価値を創出し続ける企業グループになることを目指していきます。