東京ガスグループトピックス

女性活躍推進の取り組み「~多様性を力に~ キャリアライフ・ビュッフェ」を開催

2025年11月19日

当社グループでは、「多様な人材の尊重と挑戦による成長」を経営上の重要課題に掲げ、多様な知・経験・スキルをもつ人材が最大限能力を発揮できるようDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)※1を推進しています。中でも女性活躍を端緒として位置づけて、経営戦略と連動した取り組みを進めており、その一環として「~多様性を力に~ キャリアライフ・ビュッフェ」(社内セミナー)を開催しました。

※1:DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)について詳しくはこちら

当社の女性活躍の状況 ①女性管理職割合

「女性管理職比率11%以上(25年度)」を経営目標に設定し、24年度に女性管理職比率は12%となりました。10年前の約2倍となり着実に進捗しています。

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当社の女性活躍の状況 ②男女間の賃金差異(正社員)

※男性労働者の賃金の平均に対する女性労働者の賃金の平均を割合(パーセント)で示したもの

制度上の男女の差はありません。女性管理職割合の増加や、働き方改革(多様で柔軟な働き方の推進)などに伴い、差異は縮小傾向にあります。

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当社の女性活躍の状況 ③昇進意欲

※「昇進したい」「まあまあ昇進したい」を含む

全女性社員に対して「昇進意欲に関するアンケート調査」を実施し、約74%が昇格に前向きという高い意欲が明らかになりました。

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キャリアライフ・ビュッフェ開催の背景

女性は、ライフステージの中で多様な選択肢の中からキャリアを築くことが一般的です。特に若年層においては、性別役割分担意識が変化していることから、選択肢が広がる一方、悩みや迷いが増えています。
当社の女性社員割合は約20%と少なく、実際のロールモデルやキャリアパスを身近に「見て」「知る」機会が少ない現状です。本ビュッフェでは、多様なキャリアライフのかたちを「見て・知って・選べる」機会を提供し、キャリア・ライフイメージを具体化することを目的に開催しました。女性社員の昇進意欲は74%、20代に限ると約90%と高い意欲があることが明らかになっており、その意欲を活かし伸ばしていくため、参加対象者を20代の女性社員としました。
また、本取り組みはこども家庭庁「若い世代のライフデザイン支援推進事業」の第一号として採択され、特定非営利活動法人manmaと協働で行いました。

※2:こども家庭庁「若い世代のライフデザイン支援推進事業」について詳しくはこちら

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キャリアライフ・ビュッフェ当日の様子

当日は、20代の女性社員44名と人事部長や人事戦略GMが参加しました。
第一部では、DE&I担当役員である小西雅子常務による講演を行い、これまでのキャリアライフの紹介や女性社員への期待を語り、エンパワーメントを促しました。

小西雅子常務 講演の様子

第二部では、社内で活躍する30代の女性先輩社員5名によるこれまでのキャリアライフと挑戦事例を共有しました。
先輩社員はキャリアライフについて、喜び・悩みを含めて率直に語り、参加者は真剣に耳を傾けました。
先輩社員を囲んだ座談会では、キャリア形成に関する悩みや、仕事と育児の両立に関する将来の不安など、さまざまな質問があがりました。

さまざまな職場で活躍する女性先輩社員が登壇

参加者同士のグループワークの様子

第三部のネットワーキングでは、年代・部門を超えた交流が生まれ、新たな気付きや学びが共有される場となりました。

会場では、女性特有の健康課題に関する取り組み※3を展示しました。
マタニティ制服の貸出・吸水インナーのトライアル導入・搾乳室の設置・不妊治療のための休職制度・管理職向けの意識啓発など、女性が安心して活躍できる職場づくりにも取り組んでいます。

※3:女性特有の健康課題に関する取り組みについて詳しくはこちら

参加者からは「多様なキャリアライフの選択肢があることを実感した。先輩社員が今も悩みながら前に進んでいることを知り、勇気づけられた。」「20代は短期間でいくつもの選択をしなければならず、人生で重要な時期で悩むことが多い。やりたいことはチャレンジしていきたいと思った。」などの声があがりました。開催後アンケートでは、参加者全員が「満足」と回答しました。

今後も、多様な人材が活躍できる組織実現に向け、取り組みを進めていきます。

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