東京ガスグループトピックス

防災力と環境の向上を図る ◆豊洲スマートエネルギープロジェクト◆

2020年7月20日

中央監視室でのエネルギーマネジメントシステムイメージ図

東京ガスは三井不動産株式会社と共同で、豊洲二・三丁目地域に電気と熱を安定供給する「豊洲スマートエネルギープロジェクト」を2020年4月より始動しています。
 
昨年4月に供給開始した「日本橋スマートエネルギープロジェクト」(https://www.facebook.com/tokyogas.jp/posts/2276947379245132)に続く2例目のスマートエネルギープロジェクトとなります。

住宅、店舗、オフィス、文化施設など、複数の用途をもつ街づくりが進む豊洲エリアの駅前の拠点施設を対象に、<送電ロスの少ない地産地消のエネルギー供給>を行うことで、<災害時にも強く>、<環境にやさしい街づくり>の実現を目指しました。
 

◆プロジェクトの中核を担う 「豊洲エネルギーセンター」◆

コージェネレーションシステムを中心としたエネルギー供給設備が設置されている「豊洲エネルギーセンター」のある「豊洲ベイサイドクロスタワー」

電気・熱の供給エリア

プロジェクトの核となっているのが、豊洲ベイサイドクロスタワー内にある「豊洲エネルギーセンター」で、<コージェネレーションシステム>を中心としたエネルギー供給設備が設置されています。
 
コージェネレーションシステムは、熱源(都市ガス)より電力と熱を生産し、総合エネルギー効率の高いエネルギーを供給します。

◆高効率機器とICT技術を活用し環境負荷低減へ貢献◆

高効率コージェネレーションシステム

豊洲スマートエネルギープロジェクト エネルギーフロー図

コージェネレーションシステムによる廃熱の有効活用等により約20%のCO2排出を削減します。
 
ビックデータの分析を行い翌日のエネルギー需要を予測、予測した需要に基づき機器の最適運転を実現し、環境負荷の低減を目指します。

◆非常時も安定供給で街の防災力向上◆

このプロジェクトで導入されたコージェネレーションシステムでは、高い耐震性が確認されている中圧ガス導管からガス供給を行い発電します。
 
平常時、非常時ともに安定したエネルギー供給を行う強固なネットワークを構築しており、非常時でも電気・熱のエネルギーインフラを確保し、企業の業務継続や帰宅困難者をサポート。都市の防災力を向上させます。
 
 
▼詳しくはこちらから
https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20200331-01.html
 
 
三井不動産と東京ガスは、日本橋・豊洲に続き他エリアにおいても、地域の特性に応じたスマートエネルギープロジェクトに取り組み、レジリエントでエコフレンドリーな街づくりを国内外に向けて発信してまいります。

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