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長野・東京ガスの森とは

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オオルリ
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オオルリ(スズメ目 ヒタキ科 Cyanoptila cyanomelana) 閉じる

オオルリ

この輝くばかりのコバルトブルーの姿を一度でも見てしまったら、この鳥のとりことなってしまうことは間違いありません。

また、姿だけでなく鳴き声までも美しいのですから、人気が高いのもうなずけます。

管理棟の前を流れる沢沿いにある木のてっぺんで、高らかにさえずっている姿がよく見かけられます。

沢の水音を背景に、澄んだよくとおる声は実に素晴らしいものです。

このオオルリ、オスだけでなくメスもさえずる習性を持っていることで有名です。

初夏、夏鳥として東南アジアから渡ってきます。

オオルリの巣 閉じる

オオルリの巣

この左の写真は、一見何も写っていないようですが、中央のあたりをよく見ると、鳥の巣があることがわかるでしょうか。

これは、オオルリという鳥の巣です。オオルリは、山地の渓流近くの岩場などにたくさんのコケを盛り上げて巣を作ります。

この巣は、観察路を歩いていたら、たまたま親鳥がこの場所から飛び出した瞬間を目にしたので、見つけることができました。中をのぞくと、ヒナが5羽、親鳥が帰ってくるのを待ってじっとしています。子育ての邪魔にならないよう、すぐに立ち去ることにしました。

コバルトブルーの羽が美しいオオルリのオス

コバルトブルーの羽が美しいオオルリのオス

コルリ(スズメ目 ツグミ科 Luscinia cyane) 閉じる

コルリ

オオルリとはまた違った渋く光る背中の瑠璃色が美しいので、一度はじっくりとその姿を見てみたいと願う人も多い人気の鳥です。

しかし、木の頂でさえずることが多いオオルリと違って、コルリは藪の中で生活することが多いので、その姿を見るのはなかなか難しい鳥です。

早朝に低木の少し上へちょっとだけ出てきてくれることがあるので、その時間帯が姿を見るチャンスです。

皆さんも早起きをして、チャレンジしてみませんか!

キビタキ(スズメ目 ヒタキ科 Ficedula narcissina) 閉じる

キビタキ

4月下旬ころに東南アジアなどの南の国から渡来する、黒い体にのどや腰の鮮やかな黄色の羽毛が映える、とても美しい鳥です。

鳴き声も大変すばらしく、まるで笛の音のような声が7月中旬ころまで森の中に響き渡ります。

渡って来た初めのころは雄同士のなわばり争いがとても激しく、くちばしをぱちぱち鳴らしたり、腰の黄色い部分の羽毛を大きくふくらませたりします。

人間のことなどかまっていられないようで、近寄ってもあまり逃げないことがあるので、そんなときは美しい姿をじっくり観察するチャンスです。

胸からおなかの黄色い羽毛もとても鮮やかです

胸からおなかの黄色い羽毛もとても鮮やかです

フクロウ(フクロウ目 フクロウ科 Strix uralensis) 閉じる

フクロウ

長野・東京ガスの森で水場にセンサーカメラを設置したところ、たくさんの動物たちとともに、このフクロウが何度も登場してくれました。

おいしそうに水を飲んだり、気持ちよさそうに水浴びをしたりと、いつもじつに愛きょうたっぷりの姿でした。

ネズミなど小動物を餌とするところから、豊かな森の象徴の生き物でもあります。

また「不・苦労(ふくろう)」とも書き表せるところから、縁起の良い生き物として人気も高いです。

気持ちよさそうに水浴びをするフクロウ

気持ちよさそうに水浴びをするフクロウ

シジュウカラ(スズメ目 シジュウカラ科 Parus major) 閉じる

シジュウカラ

胸にある黒いネクタイのような模様がトレードマークです。

メスよりオスのほうが太く、繁殖期のなわばり争いのときには向かい合ってこのネクタイを見せ合うというのですから、ちょっと面白いですね。

冬は他のカラ類やキツツキの仲間たちと群れを作って、一緒に生活しています。

捕食者であるタカやフクロウが近づいたら、警戒の声を上げて、群れの仲間たちに危険を知らせます。

一緒に群れることで、えさを取り合ってしまうこともあるのですが、危険を発見する目が多くなるので、みんなでいる方が怖くないのです。

コガラ(スズメ目 シジュウカラ科 Parus montanus) 閉じる

コガラ

シジュウカラやこのコカラなどは、みな同じカラ類の仲問です。

一見、どれも似ているように見えますが、それぞれにチャームポイントは違っていて、このコガラは頭に黒いベレー帽をかぶったように見えることが特徴です。

このコガラは、秋に貯食をすることで有名な鳥です。

ある調査によると、10月に採った餌のじつに9割近くを貯えに回していたのだそうです。

厳しい冬の間、この餌を食べて乗り切るというのですから、たいしたものです。

長野・東京ガスの森でも1年中見ることができます。

ミソサザイ(スズメ目 ミソサザイ科 Troglodytes troglodytes) 閉じる

ミソサザイ

体は小さく、体重はわずか10gほどしかありません(1円玉10枚とほぼ同じ重さ!)。

しかし、そのさえずる声の大きさは、他の鳥にもひけをとりません。

沢すじの岩や倒木の上に止まって、よく響く声で複雑な節回しで長くさえずります。

それはいったいいつ息をするのか、心配になるほどです(鳥は息を吸いながら声を出せるので、大丈夫なのですが...)。

一夫多妻の繁殖生態であることで有名で、20%くらいが一夫多妻になり、最高一夫四妻という例があったという調査結果も報告されています。

ヤマドリ(キジ目 キジ科 Syrmaticus soemmerringii) 閉じる

オスの長い尾っぽがとてもきれいです。

2007年からけものたちの撮影を目的としてセンサーカメラを設置したのですが、たくさんの野鳥たちの姿も写りました。

このヤマドリもよく写ったもののひとつです。

地面で餌を食べているところ、小さなかわいいヒナの姿や親子で歩いているところも写りました。

普段は警戒心が強くてなかなか見ることができません。

メスは地味で、尾も短い

メスは地味で、尾も短い

ヤマドリが飛び立った跡 閉じる

冬、雪が積もった森の中を歩くのは、楽しいことです。それは、雪の上にたくさんの動物たちの足跡などを観察できるからです。

この前、そんな痕跡を探していたら、ちょっと不思議な痕跡を見つけました(左の写真)。

まるで何か長い枝のようなものが落ちてできたようにも見えますが、じつはこれ、ヤマドリという尾のとても長い鳥(下の写真)が、飛び立つ瞬間に、その長い尾羽を雪の表面に打ち付けてできた痕跡だったのです。

これはよっぽど驚いて急に飛び上がったのでしょう。普段はなかなか見ることのできない貴重な痕跡です。

尾がとても長いヤマドリのオス

尾がとても長いヤマドリのオス

猛禽類に食べられたヤマドリの羽 閉じる

この森には、ヤマドリという尾のとても長い鳥が暮らしています。神経質な鳥なので、姿を見ることは少ないのですが、この森では何羽も確認されています。

あるとき、観察路でこのヤマドリの立派な尾羽が何枚も落ちていました。まわりには翼や体の羽など、ほとんど全身の羽も散らばっていたのです。どうやらオオタカなどの猛禽類に捕まって餌として食べられてしまったようでした。

ヤマドリにはかわいそうですが、猛禽類たちも餌を食べなければ生きていくことはできません。森の生き物たちはお互いにつながりあって生きているのですね。そんなことを感じさせられました。

カケス(スズメ目 カラス科 Garrulus glandarius) 閉じる

カケス

このカケスは、秋にどんぐりをたくさん地中に埋め込んで蓄えることで有名です。

のどの奥に何個もどんぐりを飲み込んで、あちこちの地面を掘っては地中にどんぐりを埋め込みます。

冬から早春にかけて、この蓄えたどんぐりを掘り出しては食べるのですが、たくさんのどんぐりの中には、忘れられて翌年芽を出すものもいるのだそうです。

どんぐりの木にとっては、カケスは子孫を遠くまで運んでくれる、とてもありがたい生き物なのです。

ちょうど肩のあたりに生えている羽毛がコバルトブルーに輝いてとてもきれいです。

ツグミ(スズメ目 ツグミ科 Turdus naumanni) 閉じる

ツグミ

秋にシベリアから渡って来る冬鳥で、スズメとハトのちょうど中間くらいの大きさです。

胸をそらせて歩くその姿は、とても凛々しいです。

秋の渡りの途中では、大きな群れをつくることもあり、実っている木々の果実を大勢でついばんでいる様子がよく見られます。

渡りの最中に果実を食べるので、果実の中に入っている種子もおなかの中に入ったまま、遠くまで一緒運ばれます。

渡った先でフンと一緒に種子も落とされるので、樹木たちにとっては、子孫を遠くに広めてくれる大変ありがたい鳥なのです。

ハチクマ(ワシタカ目 ワシタカ科 Pernis ptilorhyncus) 閉じる

ハチクマ(見られる時期:5月〜10月)

(見られる時期:5月〜10月)

この長野・東京ガスの森では、動物が前を横切るとシャッターが切れる自動撮影カメラを、2007年から数台設置しています。

そのうちの1台はシカやイノシシたちが泥あびをする「ヌタ場」に仕掛けてあるのですが、2009年の夏、驚くことに猛禽類のハチクマが、水浴びにやってきました。これがその写真です(左写真)。

画面右側からひょいと歩いてやってきて(下写真)、そのあとまず水をおいしそうに飲んでから、水浴びをして去っていきました。3年間で一度だけの、貴重な瞬間でした。

日本には夏に渡ってくる夏鳥です。

水場へ歩いてやって来たところ

水場へ歩いてやって来たところ

ノスリ(ワシタカ目 ワシタカ科 Buteo buteo) 閉じる

ノスリ(見られる時期:1年中)

(見られる時期:1年中)

水場に仕掛けた自動撮影カメラで、猛鑑類が2種類写りました(ノスリとハチクマ)。どちらも3年間でたった一度だけの撮影です。

このノスリは、トビより一回り小さな、羽の裏側が白い猛禽類です。この長野・東京ガスの森では、時おり上空を舞っている姿が観察されています。

猛禽類の中では優しげな顔立ちをしている方で、正面から見ると、特にかわいらしい顔に見えます(下写真)。平地から山地の林に住み、そのまわりの開けた草原や河原、農地などで餌をとって生活します。

正面から見るとかわいい顔をしています

正面から見るとかわいい顔をしています

アオジ(スズメ目ホオジロ科 Emberiza spodocephala) 閉じる

アオジ(見られる時期:4月〜10月)

(見られる時期:4月〜10月)

アオジは、代表的な高原の鳥です。ちょっと明るい林や草原に接した林などで繁殖をします。冬は暖地のやぶの中でひっそりと暮らしているのですが、夏の繁殖地では一変し、梢のてっぺんで誇らしげにさえずります。

この長野・東京ガスの森では、4月中旬頃に渡って来て、10月中旬頃まで滞在し、子育てをします。5~6月には、この森のほぼ全域でその姿を見ることができます。

スズメくらいの大きさで、胸からお腹にかけての黄色がとてもきれいな鳥です。

ノジコ(スズメ目 ホオジロ科 Emberiza sulphurata) 閉じる

ノジコ(見られる時期:4月〜7月)

(見られる時期:4月〜7月)

目のまわりにある白いアイリングのおかげで、とても優しい顔立ちに見える鳥です。このアイリングが、よく似たアオジと簡単に見分けるポイントです。スズメくらいの大きさで、ホオジロの中間の鳥です。

このノジコ、信州ではあちこちで比較的普通に見ることができるのですが、じつは、世界中でも本州中部地方以北の山地だけで繁殖をしているたいへん貴重な鳥です。湿地や川べりなどに接した林で暮らします。

ヒガラ(スズメ目 シジュウカラ科 Parus ater) 閉じる

ヒガラ(見られる時期:1年中)

(見られる時期:1年中)

ヒガラはカラ類の仲間の鳥です。

この仲間は皆、姿が似ているのですが、正面から見ると、その違いは一目瞭然です。

まるで黒いネクタイのような黒線模様を胸からお腹までつけているのはシジュウカラ、頭にベレー帽をかぶったように見えるのが、コガラ。そして、このヒガラは胸に黒いよだれかけをしているように見えます。

ビガラはカラ類の中でも体のいちばん小さな鳥ですが、オスは繁殖期、木の梢で遠くまでよく通る声でさえずります。

ヒガラの巣 閉じる

ヒガラの巣

左の写真を見てください。シラカバの木の幹に、小さな穴が開いているのが、わかるでしょうか?

私たち人間にとっては、何の変哲もないただの木の穴なのですが、この森に住む小鳥たちには、とても大切なものです。なぜなら、子育てをする巣として利用するための、大事な場所だからです。

この穴の中で子育てをしていたのは、ヒガラというカラ類の仲間の鳥でした(写真下)。

ちょうどヒナがかえっていたのでしょうか。くちばしには餌をくわえていました。頑丈な木の穴の中なら、他の動物たちにヒナを襲われる心配もなく、安全です。

ヒナへ餌を運んできたヒガラの親

ヒナへ餌を運んできたヒガラの親

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