東京ガスグループトピックス
未来を担う子どもたちにエネルギーと環境の大切さを伝えたい!◆教員向け夏季研修会を今年も実施
2025年10月8日
東京ガスは、エネルギーに携わる企業として、「未来を担う子どもたちにエネルギーと環境の大切さを伝えたい」との思いから、学校教育支援活動を実施しています。その中で、夏休みの期間中に、教員の皆さまを対象とした研修を実施しております。当社の民間企業研修の受け入れは30年以上継続しており、今年も計101名の先生にご参加いただきました。
教員の民間企業研修とは?
「教員の民間企業研修」とは、学校からの要望を受け、将来の日本を担う子どもたちの育成を図るため、各自治体の教員の皆さまに向けて様々な民間企業で実施している研修活動です。事業活動に対する考え方や実施内容、人材育成やSDGsへの取り組み、果たすべき企業の社会的責任などについて理解を深めていただくものとなっています。さらに、企業での体験を、授業などを通して子どもたちに伝えていただくとともに、今後の学校運営などにも活かしていただくことも目的としています。
東京ガスでは、この「教員の民間企業研修」の受け入れを30年継続しています。
今年度の研修の様子
東京ガスでは、今年度は下記内容の民間企業研修を実施いたしました。
教育支援活動の紹介
基地での冷熱実験の様子
グループワークでの作成資料
エネルギー講義では、エネルギーの基本から現状と課題を説明する他、2050年の「カーボンニュートラル化」に向けたガス業界の取り組みを解説しています。LNG基地での研修では、構内見学から実際にLNGを使用しての冷熱実験も実施しました。
ご参加いただいた教員の皆さまの声をご紹介します。
「ガスの安定供給のシステムや最新の取り組みについて知りたく思っていました。若手教員への指導にも役立てたいと思いました。」
「学校も若い先生の割合が増え、人材育成の分野が大切だと感じているので、もっと深く聞きたいと感じました。とても興味深い内容でした。」
「東京ガスさんがとても良い会社だということがわかりました。人事制度や会社の理念に感銘を受けました。がすてなーにも初めて見学させていただきましたが、普段何気なく使用しているガスの仕組みがとてもよくわかりました。社会科見学で利用させていただきます。」
「授業にどう生かすかを考えたときに、教科問わずにできる内容であることを感じました。それだけ、環境、エネルギーへの意識付けが小中学生に大切であると思いました。」
本取り組みに対する想い
経済広報センター発行の「教員の民間企業研修レポート2024」によると、参加している企業84社のうち、通算10年以上の受け入れ企業は全体の中で56社あり、その中でも当社の受け入れ実績は、33年目(2025年度で34年目)と全企業の中でも最長です。
また、教員の方々は、民間企業での人材育成や、エネルギー業界の動向に対する関心が非常に高く、質疑応答の時間が足りないこともしばしばで、研修終了後に会場に残って、熱心に質問をされる方も多くいらっしゃいます。
教員の方以外にも、教科書の副読本の発行主体である団体に所属する方など、教育に携わるさまざまな立場の方にご参加いただいております。このように多くの教育関係の皆さまにご参加いただき、エネルギーの知識を深めていただく機会があることは、とても貴重であると感じています。この活動は、教員の皆さま及び将来の日本を担う子どもたちのためにも今後も取り組んでいくべきことだと感じています。