東京ガスグループトピックス

地元の食料危機に貢献を!ヒューストンフードバンク活動に参加◆TG Natural Resources 社

2023年3月14日

東京ガスグループのTG Natural Resourcesは、地元ヒューストンへの地域貢献と、働く仲間との相互理解や一体感醸成を目的に、2022年12月12日・19日の2回、「Houston Food Bank」にボランティアとして参加しました。その取り組みをご紹介します!

※Houston Food Bankは米国最大のフードバンク施設。2.9万㎡の敷地には、倉庫、キッチン、カンファレンスセンターを完備。ボランティアは、食料の小分け、加工、梱包を行い、ここで準備された食料は、ヒューストンとその周辺エリアの生活困窮者にむけて18の行政区に提供される。

TG Natural Resources とは?

 
東京ガスグループのTG Natural Resources(以下、TGNR)は、アメリカ テキサス州・ルイジアナ州のヘインズビル層・コットンバレー層を中心にガス開発・生産事業を行っている会社です。

2023年3月現在


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活動参加の背景 ~地元ヒューストンでの食料不足が30%深刻化~

東京ガスグループは2022年4月に発表したグループ経営理念の中で、当グループの存在意義を「人によりそい、社会をささえ、未来をつむぐエネルギーになる」と定めており、この「存在意義」に立ち返り自問自答することで、自らの行動を変えていくことを各グループ員に求めています。

今回の活動参加では、TGNRのCraig Jarchow社長が「会社としての成長とともに、地域社会にもより貢献していく必要がある」と発言したことをきっかけに、有志メンバーが地域社会貢献活動委員会(Community Involvement Committee〈以下、CIC〉)を立ち上げ、自発的に色々なアイディアを出し合いながら準備を進めてきました。

世界規模で地球温暖化による異常気象が頻発する中、アメリカでも洪水や干ばつ、ハリケーンが近年数多く発生し、農業生産に深刻な打撃を与えました。

TGNRがオフィスを構えるヒューストンでも、この1年間で食料不足が30%深刻化しており、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品を引き取り、生活困窮者に無償で提供するフードバンクの取り組みは、ヒューストンの地域社会にとって非常に重要なものであり、今回の活動を通じて地元ヒューストンに貢献したいとの想いがありました。

イメージです

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Houston Food Bank ヒューストンフードバンクの活動に参加した様子

参加メンバーは、この日のために準備したTGNRロゴ入り帽子と「TG AT WORK」と書いた青色Tシャツを着て、豆の袋詰め(大量の豆を1キロ弱に小分けし、調理レシピと個袋へ詰めダンボールに梱包)を行いました。

2日間(計6時間)の活動で梱包した量は、なんとトラック26台分、11.4トン(生活困窮世帯の20,044回分の食事相当)にも及びました!

今回の活動を通じてヒューストンの地域社会へ貢献することができたとともに、従業員が会社以外の場所で業務と異なる活動を共に行うことで、相互理解を深めるとともに、より大きな一体感を得ることに繫がりました。

12月は休暇シーズンかつ年末の繁忙期にもかかわらず、従業員の85%にあたる46名が参加するなど、社員のボランティア活動への関心の高さがうかがえました。

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地域社会貢献活動委員会の立ち上げ・活動に参加した社員のコメント

・TGNRとしてボランティアに参加するまで、HFBが米国最大のフードバンクとは知りませんでした。このような偉大な取り組みに貢献できて、とても光栄に思います。

・ボランティアの良いところは、地域社会や恵まれない方々への貢献を実感できる点に加え、事務所の外で会社の同僚と同じ時間を過ごせるところだと感じました。

・今回、TGNRという一つのチームとして肩を並べて仕事ができた上に、それを地域社会に還元できて、本当に良い機会になりました。業務都合もあって残念ながら参加できなかったメンバーもいましたが、次こそは参加率100%を達成して、是非皆で楽しみたいです。

・この取り組みのポイントは、TGNR社員の能動的なアクションが、会社全体でのボランティア活動に結びついた点だと思います。Cassiを中心としたCIC有志メンバーは『自分がやりたいからやる』という自発的な感情で動き、会社や経営陣にもそれを歓迎する風土があったので、社員皆が是非やりたいという前向きな気持ちになりました。

・東京本社からの出向者にとっても、ヒューストンの地域社会に貢献できる機会は貴重で新鮮でした。アメリカの楽しくカジュアルなボランティア文化も実感できました。

 

活動実現への想い

Cassi Squyres ランド担当ディレクター

有志メンバーがCICを立ち上げ、自発的に色々なアイディアを出し合いながら準備を進めてきました。
その中で、会社横断的な地域貢献活動に対するTGNRチームメンバーの熱意には、とても勇気付けられました。
CICでは色々な活動を計画していますが、このHouston Food Bankでのボランティアは記念すべき第一歩であり、とても良いスタートが切れたと思います。

先日、TGNRの全社員に対して活動希望調査を実施しました。その内容を踏まえ、2023年の活動を今後具体化していく予定です。これらの取り組みは、我々の会社全体にとって、非常にエキサイティングで素晴らしい経験になっていると思います。

 

東京ガスグループはこれからも、人によりそい、地域に貢献する活動を行ってまいります。

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