東京ガスグループトピックス
カーボンニュートラル都市ガス導入◆常磐植物化学研究所様
2022年9月30日
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO₂をネット・ゼロにすることに挑戦すると掲げています。
その一環として、東京ガスでは「カーボンニュートラル都市ガス※」の導入を推進しています。
本日はその中から、常磐植物化学研究所様の事例をご紹介します。
常磐植物化学研究所様での導入
2022年6月1日、常磐植物化学研究所の本社工場(千葉県佐倉市木野子158)に、東京ガスが供給するカーボンニュートラル都市ガスの導入が開始されました。
常磐植物化学研究所 河道さまのコメント
常磐植物化学研究所は、植物からファイトケミカルを抽出し、医薬品や化粧品、健康食品などに配合される植物エキスの製造・販売をしています。
当社では、「2050年までにCO₂排出量実質ゼロ」を目標に掲げ、様々な取り組みを行う中で、この度新たに、自社工場にてカーボンニュートラル都市ガスを導入いたしました。
カーボンニュートラル都市ガスの導入による削減効果を加味した場合、CO₂排出量を大幅に削減することができ、目標の達成に向けて大きく前進しました。
今後も引き続き、多様な技術を積極的に取り入れながら、早期のCO₂排出量実質ゼロを実現すべく、努めてまいります。
東京ガス産業エネルギー部 担当のコメント
常磐植物化学研究所様は、環境目標として「2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ」を掲げられています。常磐植物様は既にCO₂削減に向けた具体的な取り組みを多く実施されており、目標達成に貢献させていただく次の一手として、カーボンニュートラル都市ガスのご導入をご案内させていただきました。
カーボンニュートラル都市ガスの導入によるCO₂削減効果の他、クレジット創出元である海外での大規模森林保全プロジェクトに間接的に貢献できる点をご評価いただき、ご採用いただくこととなりました。
今後もエネルギー供給のみならず、製造業におけるあらゆるニーズにお応えし、お客様の目標達成や課題解決に貢献すべく尽力して参ります。
※「カーボンニュートラル都市ガス」とは?
「カーボンニュートラル都市ガス」は、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO₂クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO₂が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用したものです。
東京ガスが2019年に輸入を開始し、CN都市ガスとして日本で初めてお客さまに供給を開始しました。なお、対象となるCO₂クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO₂削減効果をCO₂クレジットとして認証したものです。
▼詳しくはこちらから
https://carbon-neutral-lng.jp/cnl-feature/
「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」設立について
東京ガスは持続可能な社会の実現に向け、「カーボンニュートラルLNG(CNL)バイヤーズアライアンス」設立を発表しております。
本アライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNG(CNL)を調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として、2021年3月に設立したものです。本アライアンス参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進してまいります。
▼詳しくはこちらから
https://www.tokyo-gas.co.jp/letter/2021/03/20210312.html/
東京ガスグループはこれからも「CO₂ネット・ゼロ」に挑戦し、脱炭素社会への移行をリードしてまいります。