東京ガスグループトピックス
カーボンオフセット都市ガス導入◆京王ユース・プラザ株式会社さま
2025年7月28日
東京ガスグループは、脱炭素化手段としてカーボンオフセット都市ガスの供給を始めとし、カーボンオフセットの普及・拡大を進めています。今回は、京王ユース・プラザ株式会社さまのカーボンオフセット都市ガスの導入事例をご紹介します!
高尾の森わくわくビレッジでの導入
外観
館内
中庭からの施設風景
2023年3月より、体験型学習施設の高尾の森わくわくビレッジにて、東京ガスのカーボンオフセット都市ガスが導入されています。これにより年間で約632トンのCO₂削減※に貢献します。
※ 2024年度実績値を参考
京王ユース・プラザ株式会社さまのコメント
(写真左から)京王ユース・プラザ株式会社 代表取締役 浅原 瑞貴さま
京王電鉄株式会社 開発事業本部 田口 孝輔さま、菊池 祥子さま、葛川 玲菜さま、小栗 聡さま、森 正明さま
京王電鉄株式会社のグループ会社である京王ユース・プラザ株式会社は、東京都のPFI事業を受託し、八王子市に位置する青少年向けの社会教育施設「高尾の森わくわくビレッジ」を運営しています。この施設は宿泊可能な体験型活動施設として、豊富な施設・設備を活用し、野外調理やレクリエーションなどを通じたチームビルディングに力を入れており、子ども・若者にとって貴重な学びの場となっています。
高尾の森わくわくビレッジは2005年に開館し、今年(2025年)で20周年を迎えました。この重要な節目を前に、同施設では2025年度から2034年度にかけての事業コンセプトとして「みらいにもっとわくわくを」を掲げ、高尾の自然豊富な立地を活かし、地域の大学や企業、生産者等の地域リソースを活かした多摩ならではの地域循環型教育を行うことを目指しています。
さらに、京王グループではサステナビリティ基本方針を策定し、【京王グループ理念に基づく誠実かつ環境に優しい事業活動を通じ、交通サービスを中心とした暮らしの「安全・安心」を提供し続けること】【持続可能な社会の実現に貢献し、長期的な企業価値を向上させること】を掲げています。この方針に従い、京王ユース・プラザ株式会社は、環境への配慮の一環としてカーボンオフセット都市ガスの導入を決定しました。
2025年4月には、高尾の森わくわくビレッジで使用する電気もサステナブルなものに切り替え、ますます環境への配慮を強化しています。これからも京王グループの一員として、皆さまの生活に寄り添いながら、サービスの充実に挑戦し続けてまいります。
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 都市エネルギー営業本部 担当のコメント
当社のお客さまである京王グループさまのカーボンニュートラルの目標達成に向け、さまざまなサービスのご提案をしております。
その中で京王ユース・プラザさまは、2023年3月より京王グループ初となるカーボンオフセット都市ガスをご採用いただいております。
今後とも、京王グループさまのカーボンニュートラル達成にむけて、京王ユース・プラザさま、京王グループさまと共に取り組んでまいりたいと思います。
都市エネルギー営業本部 法人営業第二部 藤田
カーボンオフセットとは?
カーボンオフセットとは、市民、企業、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、カーボンクレジット※等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることです。
これにより、主体的な削減活動の促進・気運醸成に加えて、温室効果ガスの排出削減・除去プロジェクトへの資金還流、地域活性化及び持続可能な発展への貢献が期待されます。
東京ガスグループは、カーボンクレジットを活用したガスを「カーボンオフセット都市ガス」とし、さまざまなお客さまのニーズに応じた都市ガスメニューを展開しています。
なお、東京ガスでは、これまで、「カーボンニュートラル都市ガス」としてお客さまに供給していましたが、「カーボンオフセット都市ガス」に名称を変更しました。
カーボンオフセット都市ガスについて詳しくはこちら
※カーボンクレジット:プロジェクトが実施されなかった場合の温室効果ガスの排出量及び除去量の見通し(ベースライン排出量等)と実際の排出量等(プロジェクト排出量等)の差分について、測定・報告・検証を経て、国や企業等の間で取引できるよう認証したもの。