東京ガスグループトピックス

未来を担う子どもたちの学びのために◆SDGs4:学校教育支援の取り組み

2022年1月24日

こんにちは。東京ガス 学校教育情報センター 市川です。
本日1月24日は「#教育の国際デー」※1
 
東京ガスはエネルギーに携わる企業として、「未来を担う子どもたちにエネルギーと環境の大切さを伝えたい」との思いから、学校教育支援活動を実施。今年度は感染症対策に留意しながら、子どもたちの主体的・対話的な学習をサポートしています。
その取り組みの一部をご紹介します。

※1:2018年12月に国連総会にて制定されました。

出前授業

出前授業の様子(写真は2015~2016年度に撮影)

専任の社員がオリジナルの教材を用い、出前授業を行っています。
エネルギー・環境について、気付く・学ぶ・考えるプロセスにより、エネルギーが子どもたちにとって身近な課題であることをお伝えしています。
 
社会科・総合の授業向けの「安心安全ガスの防災」「ガスの歴史とくらしの変化」「都市ガスが家に届くまで」、理科・総合向けの「燃料電池ってなんだろう?」、家庭科・総合向けの「はじめよう!エコ・クッキング」の5つの出前授業プログラムを実施しています。


今年度は「はじめよう!エコ・クッキング」が、感染症により調理実習が難しくなってしまったため、ポイントを伝える動画、ゲームやレシピ作成を組み入れ、調理実習がなくてもエコな調理のポイントが伝わるように工夫しました。また、新しい取り組みとして、キャリア教育への貢献として新メニュー「職業講話」をスタートさせたり、学校のICT環境整備にあわせオンラインインタビューを活用し、質疑を通してライフラインの安全と安定を深く学ぶ授業を実施いたしました。
 
おかげさまで東京ガスの出前授業は毎年ご好評をいただいており、今年度は12月末の時点で430クラスもの授業を実施しています。

教員研修の実施

教員研修 ワークショップ風景(2016年)

今年度実施したオンライン研修の様子(2021年)

エネルギー・環境学習について、先生方のお役に立てるような研修会を開催しており、講義・施設見学・ワークショップを数日間の日程で行っています。講義の中では、エネルギーや環境問題をはじめ、会社概要・CSR(企業の社会的責任)・CS(顧客満足)の取り組みについてご説明しています。
 
東京ガスの教員研修の受け入れは1991年より実施しており、通算年数は30年。これは受け入れ企業の中でも最多年数となっています※2。また、今年度の夏休み期間中には163名の教員を対象に研修を実施しており、受け入れ企業の中でも最多人数となりました※2
※2:経済広報センター「教員の民間企業研修」において
 
参加頂いた教員の方からは、

・日本のエネルギー自給率から始まり、次世代エネルギーの開発状況と問題点について非常に分かりやすく学習をさせてもらった。

・エネルギー問題は、今そして将来を生きる人間にとって、切実で他人事ではないことがよくわかった。

・エネルギー問題は、子ども達が直面する問題・課題である。教員として、子ども達が当事者意識を持って生活できるよう、できるかぎり伝えていきたい。

・SDGsへの理解が深まったことはもちろんだが、企業は事業活動を通じて社会課題の解決にあたる必要があるという点が特に印象に残った。我々の学校現場に置き換えるのであれば、新たに特別なことを始めるのではなく、普段の活動のなかでもSDGsへの取り組みは十分に可能であると感じた。

・(CS向上への取り組みについて)「選ばれ続ける」ための努力が、やはり徹底していると思った。サイレントマジョリティのお話があったが、意見がでてこないから何もないのではなく、何が起きているのか敏感に感じ取る必要性を強く感じた。
「相手をよく知るための」行動分析によるデータや調査結果などを活用して具体的な改善方法を提案するあたりは、自分の日々の業務に共通するところがあった。価値観の多様化や変化のスピードついては教育現場でも共通の課題のため、自分たちが変わることに挑戦していきたいと思った。

といった感想をいただいています。

東京ガスはこれからも、子どもたちの豊かな学びの一助になることを目指し、学校教育支援活動を実施してまいります。

▼東京ガスの学校教育支援について詳細はこちらから
https://www.tokyo-gas.co.jp/kids/teacher/teacher2.html
 

ページトップへ