東京ガスグループトピックス

カーボンニュートラル都市ガス導入◆大成ロテック株式会社さま

2024年1月22日

東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO₂をネット・ゼロにすることに挑戦すると掲げています。

その一環として、東京ガスでは「カーボンニュートラル都市ガス ※」(以下CN都市ガス)の導入を推進しています。

本日はその中から、大成ロテック株式会社さまの事例をご紹介します。

大成ロテック株式会社さまでの導入

大成ロテック株式会社 東京青海合材工場(東京都江東区)

2023年8月より、大成ロテック株式会社 東京青海合材工場にて、東京ガスのCN都市ガスが導入されています。これにより1年間で約4,000トンのCO₂削減に貢献します。

大成ロテック株式会社 東京青海合材工場さまのコメント

右:東京青海合材工場 工場長 藤原 亮さま
左:東京青海合材工場 係長 今林 弘樹さま

大成ロテック株式会社は、1961年の創業以来、大成建設グループの道路舗装会社として、全国の道路や空港、スポーツ施設など、様々なインフラの整備を手掛けています。また、自社工場にてアスファルト合材を中心とした建設用資材の製造・販売・リサイクルも行っています。
当社では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、大成建設グループで設定した「TAISEI Green Target 2050」に基づき、アスファルト合材工場の高効率機器の導入による省エネ化や、燃料の転換などによるCO₂排出量の削減を進めています。

東京青海合材工場では、アスファルト合材製造時に発生するCO₂排出量の削減に貢献できる取り組みのひとつとして、カーボンニュートラル都市ガスを導入しました。本取り組みによる削減貢献量は、当工場でのCO₂排出量の70%以上に相当し、目標達成に向けて大きく前進することができました。

引き続き、自然と社会と人に深くかかわる企業として、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、人々のためにより良い環境を創造していきます。

アスファルト合材を製造するためのバーナー
これの燃料としてCN都市ガスが使われている

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 産業エネルギー営業本部 担当のコメント

この度CNLをご採用いただいた大成ロテック東京青海合材工場さまは、「2050年カーボンニュートラル」を掲げ、大成建設グループ全体のCO₂排出量削減を目指しており、その実現の一助として、本商材をご提案させていただきました。
今後も東京ガスの強みである環境価値提案を通じて、大成ロテックさまを始めとする多くのお客さまのCO₂排出量削減に向けた取り組みに貢献したいと考えております。

「カーボンニュートラル都市ガス」とは?

「カーボンニュートラル都市ガス」は、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用したものです。

東京ガスが2019年に輸入を開始し、CN都市ガスとして日本で初めてお客さまに供給を開始しました。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものです。

▼詳しくはこちらから
https://carbon-neutral-lng.jp/cnl-feature/

「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」設立について

東京ガスは持続可能な社会の実現に向け、「カーボンニュートラルLNG(CNL)バイヤーズアライアンス」設立を発表しております。

本アライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNG(CNL)を調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として、2021年3月に設立したものです。本アライアンス参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進してまいります。

▼詳しくはこちらから
https://www.tokyo-gas.co.jp/letter/2021/03/20210312.html

東京ガスグループはこれからも「CO2ネット・ゼロ」に挑戦し、脱炭素社会への移行をリードしてまいります。

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