東京ガスグループトピックス

~ビニール傘年間約8000万本消費の日本~◆「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」へ東京ガス参画

2023年6月11日

傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、SDGs達成期限の2030年までに使い捨て傘ゼロをめざすアクション「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」を2022年にスタート。東京ガスも大手企業さま12社と共に参画し、使い捨て傘ゼロによる持続可能な社会の実現に貢献します。

日本初の傘シェアリングサービス「アイカサ」とは

「アイカサ」は、“使い捨て傘をゼロに”をミッションに2018年12⽉にサービスを開始した日本初の傘のシェアリングサービス。

現在のアプリ登録者数は約44万人。首都圏をはじめ、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀、札幌などで展開し、鉄道沿線を中心にスポット数は1,250か所以上にわたります。首都圏におけるアイカサスポットの駅への設置については、350駅以上で完了しており、駅に加えてオフィスビルへの設置を拡大しています。

突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫なアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することで手ぶらで便利に移動ができるのが特徴です。
 

ビニール傘 年間約8000万本を消費する日本

日本で消費される傘は年間約1.2億~1.3億本で、そのうちの6割にあたる約8000万本がビニール傘などの使い捨て傘。

必要な時にだけ傘を利用するシェアリングサービスの仕組みを構築することで、限りある資源で豊かに暮らし、無駄な傘ゴミの消費を抑えCO2排出量の削減(アイカサ1回の利用でCO2約692g削減)につなげていくのが狙いです。

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「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」

「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」は、アイカサが主導し、SDGsの達成期限である2030年に向けて使い捨て傘をゼロすることを目的に2022年度に立ち上げたプロジェクトです。

昨年のスタート以降、東京ガスも参画し、オリジナルデザイン傘を作成、設置しています。また、東京ガスグループの関連施設にアイカサの傘立てを設置するなど、アイカサや以下の参画企業さまと共に行動を通して使い捨て傘ゼロを目指す取り組みを行ってまいります。

<2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト 現在の参画企業>


・旭化成ホームプロダクツ株式会社
・株式会社関電工
・サントリーホールディングス株式会社
・ジャパンリアルエステイトアセットマネジメント株式会社
・東急不動産リート・マネジメント株式会社
・東京ガス株式会社
・東京建物株式会社
・100BANCH​​(パナソニックグループ主催)
・三菱地所株式会社
・MIRARTHホールディングス株式会社
・森トラスト株式会社
・Rethink PROJECT(JT主催)

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2022年度にスタートしたプロジェクトの成果発表会を開催!

2023年6月8日 関東甲信地方が梅雨入りした日、2022年度にスタートしたプロジェクトの成果発表会が開催され、首都圏大手鉄道会社10社との連携完了などが発表されました。

今年度参画する12社が集まったほか、環境省サステナビリティ広報大使で、ゴミ清掃員としても活躍するお笑い芸人のマシンガンズ滝沢秀一さんがスペシャルサポーターとして参加し、ビニール傘の廃棄の仕方について実演しました。

ビニール傘の廃棄方法自治体によっては異なりますが、その中でも、丁寧に分別をしなくてはいけない例を紹介し傘ゴミ削減のための工夫を共有しました。

スペシャルサポーター:マシンガンズ 滝沢秀一氏

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東京ガス「オリジナル傘デザイン」と参画の想い

傘の表面の淵は、東京ガスのコーポレートカラーで彩り、ポイントのイラストは、脱炭素社会の実現に向けた東京ガスの取り組みを描きました。傘の裏面は東京ガスが発信している「みんなではじめよう脱炭素アクション」のメッセージを入れ、傘を使用する人や周りの人に共感をもっていただけるデザインを目指しました。

左)マシンガンスの滝沢秀一氏/ 中)「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group 代表取締役:丸川氏/ 右)東京ガス リビング戦略部 篠塚

東京ガスでは、お客さまと共に社会課題の解決を目指すため 「みんなではじめよう! 脱炭素アクション」に取り組んでいます。
脱炭素社会の実現に向けた行動を身近に感じていただきたい思いから、 本プロジェクトへの参加を決めました。

アイカサさまと共に行動を通して、使い捨て傘ゼロを目指す取り組みを共同で進めていきます。

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