東京ガスグループトピックス
飲料業界初!カーボンニュートラル都市ガス導入◆ヤクルト本社様
2021年5月31日
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦すると掲げています。
その一環として、東京ガスでは「カーボンニュートラル都市ガス ※」の導入を推進しています。
本日はその中から、ヤクルト本社様の事例をご紹介します。
飲料業界初!ヤクルト本社様での導入
2021年4月より、ヤクルト本社中央研究所(東京都国立市)に供給する都市ガスの全量をカーボンニュートラル都市ガスに切り替えています。東京ガスが飲料業界向けにカーボンニュートラル都市ガスを供給するのは本件が初めてとなります。
ヤクルト本社 中央研究所 光永さまのコメント
ヤクルト本社中央研究所では、このたび持続可能な社会の実現に貢献する環境対策の一環としてカーボンニュートラル都市ガスを導入することにいたしました。
当研究所は、予防医学的見地から人の健康の維持・増進に役立つ食品・医薬品・化粧品の素材開発と利用の研究を行っています。
今後もヤクルトグループでは、コーポレートスローガン「人も地球も健康に」のとおり、地球環境全体の健康を視野に入れた事業活動を推進するために、引き続き、温室効果ガス排出抑制に積極的に取り組み、低炭素社会の実現に努めてまいります。
東京ガス産業エネルギー事業部 担当のコメント
「子供も大人も知っているヤクルト本社さまに、地球に優しいカーボンニュートラル都市ガスをご採用いただくことで、2050年CO2ネット・ゼロへ向けたムーブメントを起こしたい!」という思いを持って、ヤクルト本社中央研究所さまにご提案をさせていただきました。
研究活動に必要なエネルギーを維持しつつ、地球規模でのCO2削減が可能であることや、SDGsへの貢献も実現する本商材のコンセプトにも共感いただき、本採用を即決いただくことが出来たのかと思います。
今後も、ヤクルトグループさまへはもちろんのこと、多くのお客さまに環境価値提案を実施し、お客さまと共にCO2ネット・ゼロに向けて取り組んで参りたいと思います。
※「カーボンニュートラル都市ガス」とは?
「カーボンニュートラル都市ガス」は、東京ガスがシェルグループ(以下「シェル」)から購入したカーボンニュートラルLNG(CNL)を活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスが、シェルの保有するCO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)されています。
なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証し、シェルが購入したものです。
▼詳しくはこちらから
https://carbon-neutral-lng.jp/cnl-feature/
「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」設立について
東京ガスは持続可能な社会の実現に向け、「カーボンニュートラルLNG(CNL)バイヤーズアライアンス」設立を発表しております。
本アライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNG(CNL)を調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として、2021年3月に設立したものです。本アライアンス参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進してまいります。
▼詳しくはこちらから
https://www.tokyo-gas.co.jp/letter/2021/03/20210312.html
東京ガスグループはこれからも「CO2ネット・ゼロ」に挑戦し、脱炭素社会への移行をリードしてまいります。