東京ガスグループトピックス
◆明日は「何の日」? ◆世界初「都市ガス」の聖火台
				2020年10月9日
			
56年前の明日、1964年(昭和39年)10月10日に、東京オリンピックで第2会場となった、駒沢オリンピック公園の聖火台に火がともされました。
						
						 
						
					
						
						 炎がゆれる1964年当時の聖火台
						炎がゆれる1964年当時の聖火台
					
						
						 駒沢記念塔(管制塔)と聖火台    ご協力・出典:日本電設工業会『東京オリンピック施設の全貌』
						駒沢記念塔(管制塔)と聖火台    ご協力・出典:日本電設工業会『東京オリンピック施設の全貌』
					
この聖火台は、東京ガスが研究し、初めて実現した世界初の「都市ガス」による聖火台です。アンカーが園内の池の飛び石を渡り、聖火をかかげ点火されました。
 
この聖火台のデザインを手掛けたのは、ソニービルや東京芸術劇場を手掛けた建築家 芦原義信氏で、池のほとりに設けられた聖火台は、高く掲げる聖火台でなく、人の目線にあわせた高さに設計されました。
						
						 東京ガスの総合研究所内に実物を据え付け、繰返し燃焼試験が行われました。
						東京ガスの総合研究所内に実物を据え付け、繰返し燃焼試験が行われました。
					
						
						 
						
					
						
						 1964年4月末、長期の実験を終えた聖火台は、 大型トラックで駒沢公園まで運ばれました。
						1964年4月末、長期の実験を終えた聖火台は、 大型トラックで駒沢公園まで運ばれました。
					
						
						 
						
					
						
						 駒沢公園に到着した聖火台は、長いアームで延ばされたクレーンによって 空中高く宙吊りされ、コンクリートの受け皿にはめていきます。
						駒沢公園に到着した聖火台は、長いアームで延ばされたクレーンによって 空中高く宙吊りされ、コンクリートの受け皿にはめていきます。
					
						
						 コンクリートの受け皿に据え付けが完了した聖火台。
						コンクリートの受け皿に据え付けが完了した聖火台。
					
						
						 炎がともされた聖火台
						炎がともされた聖火台
					
						
						 
						
					
56年前、人々の熱狂と呼応するように炎を揺らしていた聖火台は、当時の姿そのままに残っており、いまでは人々の憩いの場となっています。 お近くにお寄りの際は、ぜひチェックしてみてください。


