東京ガスグループトピックス

◆9月13日は「何の日」?◆ 渋沢栄一『論語と算盤』と東京ガス

2020年9月11日

大正5年(1916年)9月13日に、渋沢栄一の著書『論語と算盤(そろばん)』の初版本が出版されました。

タイトルの元となった「論語と算盤は両立する」は、特によく知られている渋沢栄一の名言のひとつです。一見相反しそうに見える、「理念(論語)」と「利益(算盤)」は両立するものであり、また両立を目指すことの重要性を渋沢栄一は『論語と算盤』の中で記しました。

渋沢栄一著『論語と算盤』 大正5年(1916年)9月に発行された初版本より、凡例中の「渋沢男爵」を「渋沢子爵」と改め、昭和2年(1927年)2月に忠誠堂より発行されたもの。 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

渋沢栄一著『論語と算盤』 大正5年(1916年)9月に発行された初版本より、凡例中の「渋沢男爵」を「渋沢子爵」と改め、昭和2年(1927年)2月に忠誠堂より発行されたもの。 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

『論語と算盤』と東京ガスの理念

渋沢栄一が創立した東京ガスにおいても、この「論語と算盤の両立」は、今なお強く根づいています。

お客さまの生活に欠かせないエネルギーの安定供給と安全を守り抜くことで社会貢献をしながら、当社自からの持続的な利益成長を実現していくという東京ガスの経営は、創立以来一貫しており、渋沢栄一から受け継いだこの理念こそが、当社の最大の企業価値の源泉となっています。

扱う商材がガスだけから、電力を含む総合エネルギーとなり、商圏が首都圏から日本、さらに世界へと広がっていっても、創立以来、根底に流れる理念は変わっていません。

渋沢栄一と東京ガス

「日本資本主義の父」と言われ、新1万円札の顔に決まった実業家・渋沢栄一は、天保11年2月13日(新暦の1840年3月16日)に埼玉県に生まれ、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜に仕えました。
その後、明治~大正期に多くの企業・事業を立ち上げました。その1つが<東京ガス>です。

東京ガス創立者 渋沢栄一

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