東京ガストピックス

長野・東京ガスの森◆森にやって来た、ちょっと遅い春

2018年5月30日

長野・東京ガスの森にも春がやってきました。平地より約1か月遅れての到来です。

森のヤマザクラは5月上旬が見ごろでした。新緑の木々にまじって、ピンク色の花が山の斜面を彩っていました。

ヤマザクラ咲く、長野・東京ガスの森

森の観察路では、いろんな春の花たちも咲き始めていました。

たとえば、白い可憐な花のアズマイチゲ。

アズマイチゲ

また、沢沿いではニッコウネコノメソウの黄色い花が地面に並んでいましたし、日当たりのよいところでは、アカネスミレの鮮やかな紫色の花が咲いていました。

ニッコウネコノメソウ

アカネスミレ

5月の森は、美しい花たちがあちこちで見られるので、とても楽しく散策することができます。


また、この時期は山菜採りのシーズンでもあります。今回は、この森に生える山菜をいくつかご紹介したいと思います。


まず、比較的簡単に見つけることができるものから。それは、フキノトウです。

落ち葉から顔を出したフキノトウ

この森では観察路わきで見かけることが多いのですが、皆さんのお住いの近くでも、郊外の日当たりのよい場所なら、田畑の畔や、川原の土手、山道ののり面など、いろんなところで見つけることができます。


スーパーや八百屋で買うこともできますが、自分で採ったものを食べるのは格別です。


また、森の沢沿いにたくさん生えているコゴミ(クサソテツ)も人気の山菜です。

アクがなくて食べやすいコゴミ

アクもなく、さっとゆでるだけでも食べられますし、天ぷらにしてもおいしくいただけます。

葉がすぐに大きくなってしまうので、まだ先端が丸まっているときが食べごろです。

大きくなって食べごろを過ぎてしまいました

また、山菜として、とても有名で人気のタラの芽もありました。

ちょうど食べごろのタラの芽

タラの芽は、日当たりのよい山の林道端でよく見かけます。でも、この写真のように、ちょうど食べごろまで育ったものを見つけるには、少し苦労します。


また、タラの芽によく似たコシアブラもあります。

コシアブラの新芽

コシアブラはタラの芽に似ているのですが、タラの芽のようなトゲは全くありません。
開きかけた葉の柔らかな緑色が印象的です。

そして、タラの芽、コシアブラに似ているハリギリもおいしい山菜の一つです。

ハリギリ

ハリギリは、名前にもある通り、鋭いトゲがたくさん出ています。

鋭いトゲがたくさんあるハリギリの枝

ハリギリは、コシアブラやタラの芽よりアクが強いので、食べ慣れた人向けの山菜でしょうか。

ところで、山菜を楽しむときには、有毒の植物に注意しなければなりません。

たとえば、タラの芽に似ているものとして、ヤマウルシがあります。ウルシの仲間なので、食べるとかぶれてしまいます。

ヤマウルシの新芽は有毒です

山菜採りに夢中になると、どの木の芽もおいしそうに見えてしまいがちなので、注意が必要です。詳しい人に教えてもらったり、図鑑で特徴をよく確認するなどして、自分できちんとわかるものだけを採集するようにしましょう。

間違いさえしなければ、山菜採りはとても楽しいですよ!

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