R&D

カーボンニュートラル社会に向けて都市ガスができること

東京ガスグループでは、カーボンオフセット都市ガスをご提供しておりましたが、さらに2030年に向けてさらにe-メタンやRNGのサプライチェーン構築に向けた取り組みを推進しています。
それぞれの特徴を踏まえ、お客さまの脱炭素におけるさまざまなニーズにお応えできるガスをお届けしてまいります。

カーボンオフセット都市ガス
(地球環境貢献型)
カーボンオフセット都市ガス
(排出係数調整型)
e-methane RNG
CO₂の削減方法 オフセット オフセット 直接削減 直接削減
特徴 森林保全等により創出されたボランタリークレジットを使用し、ライフサイクル全体をオフセット。地球規模で排出量がゼロとみなされる。 省エネ再エネ等により創出されたJ-クレジット等を使用し、燃焼部分のみをオフセット。「SHK制度」の「調整後排出係数」をゼロとすることが可能。 原材料として既に排出されたCO₂を再利用するため、e-メタン燃焼時のCO₂排出量はゼロとみなされる。 食物残渣や糞尿等から発生するメタンを回収するため、RNG燃焼時のCO₂排出量はゼロとみなされる見込み。
供給開始時期 供給中 供給中 2030年ごろ 22020年代後半
詳細・ご使用に向けたお問い合わせ 詳しく見る 詳しく見る

このような企業さまのニーズに応えるべく、
環境に配慮したガスをラインナップしていきます。

カーボンオフセット都市ガス(地球環境貢献型)
ESG経営の高度化にお悩みの企業様へおすすめです。

  • 天然ガスの採掘から燃焼にいたるまでの工程で発生する温室効果ガスを、森林保全・植林等のプロジェクトにより創出されるクレジットで相殺します。
  • CO₂の排出抑制のみならず、自然保護、生物多様性、新興国における人権の尊重、雇用の創出など、さまざまなSDGsの目標達成にも貢献できます。

カーボンオフセット都市ガス(排出係数調整型)
国内制度におけるCO₂排出量削減にお悩みの企業様へおすすめです。

  • 温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)、GX-ETS、東京都キャップ&トレード制度などの国内制度に対応するため、調整後排出係数をゼロにします。
  • 排出係数を調整した都市ガスを安定的に利用しながら、法規制対応にも活用できます。

e-メタン・RNG
将来を見据え、実質的なCO₂排出量削減を行いたい企業様におすすめです。

  • e-メタン・RNG共に、実質的なCO₂排出量削減(基礎排出係数がゼロ)に貢献します。
  • e-メタンは、製造時の原料として排気ガス等から回収したCO₂を使うため、実質的に大気中のCO₂が増えません。
  • RNGは食品廃棄物等のバイオマス由来で、CO₂削減と資源循環の両立を実現します。
  • 実質的な脱炭素に貢献できるため、地球環境保全への意識の高さをアピールができます。
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