未来の都市ガス e-メタン

e-メタンとは?メタネーションとは?

e-メタンって?

e-methane(以下、e-メタン)とはメタネーションにより製造しますが、メタネーションとは原料である水素とCO2を化学反応させることで都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術です。 e-methaneの製造にあたっては排気ガス等から回収したCO2を原料として再利用するため、燃焼時にCO2を排出しても実質的には大気中のCO2は増えません。また、もうひとつの原料である水素については再生可能エネルギー等を利用して製造することによりe-methaneはカーボンニュートラルなエネルギーと言えます。

ガスを使う人にとって、e-メタンって何がいいの?

現在使っている都市ガスと同じ成分(メタン)なので、お客さまのガス機器をそのまま使えます。また、既存の都市ガス管もそのまま使うことができるため、スムーズな実現が期待できます。

わざわざガスで脱炭素しなくても、再生可能エネルギーを使えばいいんじゃないの?

消費エネルギー*の6割を占めるのが「熱需要」。その中には、電力では対応できない高温領域もあるため、ガスのカーボンニュートラル化が必要です。
*民生・産業部門

出典:エネルギー白書2020をもとに作成

メタネーションって?

e−メタンを作るための技術が「メタネーション」。
既存の天然ガスをe-メタンに置き換えるためには、効率のよい、大規模なメタネーション設備が必要です。
東京ガスでは、2022年にメタネーションの実証を開始しました。
また主に海外において大規模化に向けたプロジェクトに複数参画し、早く大量に・かつ安価にe-メタンをお届けできるよう、取り組んでいます。

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