未来の都市ガス e-メタン
e-メタンの大規模サプライチェーンをつくる
大規模サプライチェーン構築の取り組み
東京ガスでは、2030年以降のe-メタン大規模サプライチェーン構築にむけ、国内外で複数のプロジェクトに参画しています。
この他にも、世界のガス・石油等のエネルギー関連企業が世界各地で取り組みを進めています。



- e-メタンの世界的な普及拡大を通じた、カーボンニュートラル社会の実現に向けた国際的な連合として、2024年10月に設立。
- 2025年3月時点で19社が参画している。
米国での大規模サプライチェーン構築に向けた挑戦
東京ガスは、東邦ガスさま、三菱商事さま、Sempra Infrastructure社さまの4社で、米国のテキサス/ルイジアナ州付近のe-メタンプロジェクトを推進しています。
プロジェクトの概要
ルイジアナ州のキャメロンLNG基地からの出荷を念頭に、その近傍においてe-メタン製造プラントを建造する計画です。e-メタンを作るために必要となる水素やCO2、水も周辺で調達することを予定しています。
働く人の声
■担当している業務
米国e-methaneプロジェクト推進
■印象に残っている仕事は?
米国で進めているe-methaneプロジェクトで、私はプロジェクト候補地の選定、地方行政当局との折衝を担当しており、日々粘り強く交渉を進めています。
同PJは、複数の企業でコンソーシアムを形成して推進しており、米国企業も参加しているため、各社の様々な考え方やルールを全員で合意して進めていくことには独特の難しさがあります。
そのなかで、各社が同じ目標に向かって進むことができるように、交渉結果を踏まえて情報を適切に整理し、事前に各パートナーと相談を行った上で、PJに提案を行っています。時には遠回りに感じることもありますが、このプロセスを通じて、成果と責任を共有しつつ、一つひとつの業務を一体感をもって着実に進めていけることを実感しています。
■所属グループでの働き方は?
職場のメンバーは営業、開発、生産、トレーディングなど多様なバックグラウンドを持ち、議論を通じて得られるさまざまな視点が自分の成⻑につながっています。
前職では産業ガス分野でプロジェクト管理に従事しており、外部の協力に頼ることが多かったのですが、そのような多様な考え方を内部で得られることに嬉しい驚きを感じています。
議論はオープンで、チーム全体で課題に取り組む雰囲気が醸成されています。
e-methane推進部 エンジニアリンググループ
仙波利晃