サステナビリティ活動事例

環境活動を通じた生物多様性の保全

環境活動を通じた生物多様性の保全

東京ガスグループは、自然の恩恵の重要性を認識し、将来にわたり享受し続けるために、環境方針に「生物多様性の保全」を掲げています。これをもとに、地域社会と連携して生物多様性保全活動に取り組んでいます。

「東京ガスの森」での生物多様性保全活動

「東京ガスの森」は長野県御代田町にある、カラマツ林を中心にヒノキ林、クリ、アカマツ、コナラなどで形成された194haの社有林です。東京ガスの森では、地元の森林組合の協力のもと、皆伐や植林、下草狩りや間伐など、森林経営計画に基づいて適正な森林管理を実施しています。また、2007年から定期的に実施している生物多様性調査では、クマタカの飛来やキセワタの植生など希少動植物が確認されており、これらの希少動植物の保全を実施しています。なお、これまで合計約670種の生物を確認しています。

「東京ガスの森」での生物多様性保全活動  東京ガスの森

キセワタ キセワタ

環境・社会貢献活動「森里海つなぐプロジェクト」

「森里海つなぐプロジェクト」は、“つなぐ”をキーワードに、私たちの暮らしを豊かにしてくれている「森」「里」「海」を守る、東京ガスグループの環境・社会貢献活動です。個々のNPOや地域社会と連携した環境保全活動が、生物多様性の保全や地球温暖化対策等への効果を生むことに加え、それらが地域間でつながり、より広い社会での持続可能性に通じることを期待しています。2017年のプロジェクト開始からこれまで、「森」における環境教育や「里」での里山保全活動、また「海」におけるアマモ場再生活動を行ってきました。アマモとは海藻の一種で、アマモ場は稚魚の隠れ家や生物の産卵場所として機能し、生物多様性の保全に寄与します。近年ではCO2を吸収・固定するブルーカーボンとしても注目を集めています。

里山保全活動 里山保全活動

アマモ場再生活動 アマモ場再生活動

社会へのインパクト

  • 社有林や里山保全活動、森を舞台とした環境教育による山地の生態系保全に貢献
  • アマモ場再生活動による、海洋および沿岸の生態系の回復に貢献

SDGs13 14 15 17

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