プレスリリース

太陽光発電アセットマネジメント業務の高度化を図る実証事業の実施について

2021年4月26日
東京センチュリー株式会社
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
京セラコミュニケーションシステム株式会社

東京センチュリー株式会社(社長:野上 誠、以下「TC」)、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:小西 康弘、東京ガス株式会社100%出資子会社、以下「TGES」)、京セラコミュニケーションシステム株式会社(社長:黒瀬 善仁、以下「KCCS」)の3社は、太陽光発電事業におけるアセットマネジメント業務の高度化を図る実証事業(以下「本実証」)を行うことを、下記のとおり、お知らせします。

本実証について

本実証は、日本で数多くの太陽光発電所を運営するTCの太陽光発電所を対象に、TCの適切な事業管理のもと、TGESのエネルギーインフラ全般に関する幅広い知見※1と、KCCSが約25年にわたり培った太陽光発電における技術的知見※2を活用した、データ分析、オペレーション&メンテナンス(以下「O&M」)の最適化により、設備の発電量の向上と運用管理に関するコスト削減に取り組み、太陽光発電の原価低減効果を検証します。本実証にて事業性を検証の上、将来的には他社所有の太陽光発電所向けのサービス提供を行うアセットマネジメント事業会社の設立を視野に入れます。

将来の構想について

既存事業計画の検証・構築、リース・融資の管理等のファイナンス関連業務、エネルギーマネジメント業務※3、 太陽光発電事業の専門性を組み合わせて取り組むことで、品質の高いサービス提供と高度な再生可能エネルギー電源活用を実現し、固定価格買取制度に依存しない再生可能エネルギーの普及拡大に取り組むことを考えています。

TC、TGES、KCCSは、再生可能エネルギーの利用価値を極大化することにより、持続的な社会の発展に貢献してまいります。

※1 ガス事業やエネルギーサービス事業において培った、設備を所定の性能で中長期にわたって安定的に運転継続させるための技術的な知見。
※2 公共・産業用太陽光発電システムの構築やメガソーラー発電所のEPCおよびO&Mを展開し、O&Mについては2021年4月時点で全国約400サイト(発電量合計860MW)の実績。
※3 ガスコージェネレーションシステム、太陽光発電、蓄電池、冷凍機、ボイラーなどを遠隔自動制御する技術や、発電設備と需要を制御し電気需給のバランスを保つことで一つの発電所のように機能させるVPPの運用技術。

太陽光発電事業高度化を図る実証事業のイメージ

本実証の対象であるTC連結子会社が保有する太陽光発電所(一例)

宮城・黒川メガソーラー発電所

岡山・下山池メガソーラー発電所

神奈川・中山屋上ソーラ発電所

以上

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