プレスリリース
米国での大規模太陽光発電事業の取得について
2020年7月29日
東京ガス株式会社
東京ガスアメリカ社
東京ガス株式会社(社長:内田 高史)100%出資子会社の東京ガスアメリカ社(社長:栗本 一哉)は、このたび、米国再生可能エネルギー開発事業者のヘカテエナジー社(本社:米国イリノイ州シカゴ市)が米国テキサス州で開発を進めている最大出力63万kWの大規模太陽光事業「アクティナ太陽光発電事業」(以下「本事業」)を取得します。なお、取得日は8月6日*1を予定しております。
本事業は、2020年度上期に工事着工し、2021年度中の段階的な商業運転開始を目指しており、建設から運転開始後の事業運営までを東京ガスグループ主導で手掛ける初めての海外太陽光発電事業となります。なお、2019年12月に発表したメキシコでの再生可能エネルギー事業*2と国内での再生可能エネルギー事業を合わせると120万kW*3を超える再生エネルギー電源取扱量となる予定です。
本事業の建設予定地であるテキサス州は、全米トップクラスのGDP成長率と人口増加率を有しており、日射量も豊富である一方、太陽光発電の導入容量が少なく今後の開発余地が大きいと見込まれています。また、本事業は、高電圧系統の送電線への接続権を保有しており、発電した電力については、米国テキサス州のエルコット(ERCOT)電力卸売市場への販売を予定しています。
東京ガスグループは、グループ経営ビジョン「Compass 2030」でCO2ネット・ゼロへの挑戦を掲げており、その実現に向け2030年における国内および海外での再生可能エネルギー電源取扱量500万kWの獲得を目指し、引き続き取り組んでまいります。
*1: 現地時間は8月5日
*2: https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20190408-01.html / https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20191212-03.html
*3: 海外 約108万kW・国内 約13万kW ※開発中案件含む(最大出力:発電端出力単位)
本事業の概要
名称 | アクティナ(Aktina)発電所 |
所在地 | テキサス州ワートン郡(ヒューストン市から南西へ約140km) |
発電端出力 | 63万kW(送電端出力:50万kW) |
商業運転開始予定 | 2021年度中 |
発電所の所在地
東京ガスアメリカ社の概要
会社名 | Tokyo Gas America Ltd. |
設立年月 | 2013年2月 |
本社所在地 | テキサス州ヒューストン(アメリカ合衆国) |
社長 | 栗本 一哉 |
設立資本金 | 100万米ドル |
資本構成 | 東京ガス100% |
事業内容 | 北米新規事業への投資および運営管理 |
以上