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ESG型不動産開発
環境配慮型の不動産開発である「ESG型不動産開発事業」によって新たな価値を創出し、継続的にCO2ネット・ゼロに貢献する取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組み 3つの重要課題
東京ガス不動産（株）では、事業活動を通じて「安心」「快適」「環境との調和」を達成することで、サステナブルな社会の実現と継続的な企業価値向上を目指しています。SDGsへの取り組みにあたっては「災害に強いまちづくりの推進」「一人ひとりに寄り添う魅力的な毎日の創出」「環境にやさしい不動産の実現」の3つを重要課題として掲げ、建物における水害対策や超高層ビルにおける免震、制振構造の採用等により、入居者が安心できる環境を整備する他、多様なワーク・ライフスタイルに適したオフィス環境や暮らしサービスを提供しています。また、環境にやさしい不動産実現のため、省エネや廃棄物の削減、資源の再利用等に積極的に取り組んできました。
CO2ネット・ゼロに貢献する取り組みを推進
東京ガスグループが2021年11月に発表した「Compass Action」においては、「ESG型不動産開発事業」の推進を掲げ、現在は不動産開発事業におけるCO2ネット・ゼロへの取り組みを加速させています。2022年1月には賃貸レジデンス「ラティエラ」シリーズ全棟の共用部に、CO2排出量実質ゼロの電気「さすてな電気ビジネス※1」を導入することを決定しました。また、「（仮称）ラティエラ上野稲荷町」においては、断熱性・省エネ性能に優れた「ZEH-M（高層 ZEH-M Oriented）※2」を採用する他、屋上への太陽光パネルの設置、「さすてな電気※1」の活用により、マンション共用部の電力使用によるCO2排出量実質ゼロを実現します。
さらに、自社保有ビルにおけるCO2削減への貢献として、新宿パークタワーにおけるビル共用部の使用電力を実質再生可能エネルギー化※3するとともに、今後はテナント専用部への導入も目指し、お客さまと一緒にビル単位で脱炭素社会の実現に貢献していきます。
実質再生可能エネルギー化 実現スキーム
※1 東京ガスの電源（LNG火力等）に再生可能エネルギー指定の非化石証書を付与することにより、CO2排出量実質ゼロの電気をご使用いただける、東京ガスの電気料金メニュー。
※2 断熱性能などを大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入によって室内環境の質を維持しながら大幅な省エネルギーを実現させ、かつ、共用部を含むマンション全体での一次エネルギー消費量を 20％以上削減することを目指したマンション。
※3 固定価格買取制度（FIT）の認定を受けた FIT 発電所において発電された電気の環境価値を証書化した、トラッキング付FIT非化石証書を購入することにより実現。
社会へのインパクト
- 災害に強いまちづくりや多様なワーク・ライフスタイルに適した環境の提供によって、包摂的で持続可能な都市化に貢献
- 建物における高効率設備の導入や実質再生可能エネルギーの導入等によって、資源利用効率の向上や環境配慮技術の導入を促進し持続可能性を向上させることに貢献
