東京ガスグループ採用情報
社員メッセージ
お仕事紹介
ガス栓の開閉やガス機器の点検を通じて、街で暮らす人達の安心・安全をサポートする仕事です。
私は転居などに伴う、ガス開閉栓業務を主に担当しています。ひとり暮らしをしている学生のみなさんは、引っ越し先でガス会社の人にガス栓を開けてもらったことがあるのではないでしょうか。実は人が住んでいない部屋のガス栓は、安全のために閉められています。そのため新たな入居者が決まるたびに、ガス栓を開けてガスを使えるようにする必要があるのです。
訪問先ではガス栓の開閉に伴い、屋外にあるガスメーターの点検やガス漏れのチェック、ガスを使う調理・暖房・給湯機器のチェックやガス警報器の取り付け作業など、いろいろな仕事が発生します。私が担当している板橋地区は住宅が多いため、毎日約15件前後のお宅を訪問しています。
1件あたり20~25分、終わり次第、車で次の訪問先に向かいます。どういうルートを使うと短時間で効率よくまわれるかを考えているうちに、板橋区の地図にかなり詳しくなりました(笑)こうしたお宅訪問を通じて、ガスを安心・安全に使えるように、街で暮らす人達をサポートするのが私の仕事といえるでしょう。
印象に残っているエピソード
ガス機器が便利になればなるほど、説明は丁寧にわかりやすく。それを気付かせてもらいました。
日々いろいろなお宅を訪問する中で、印象に残っているエピソードがあります。自分にとってよい気付きとなったのは、高齢のお客さまとのやりとりですね。入社して最初の半年間は、先輩に同行してガス開閉栓に関する仕事をひとつひとつ学びました。
やっと独り立ちしてお客さまを訪問できるようになった頃、ある高齢者のお宅にお邪魔しました。そこは新築マンションの一室で、ガスを使った最新の床暖房・浴室暖房が完備されていました。お客さまが「お湯がでない」とおっしゃるので、ガス機器を点検したところ問題なし。おかしいなと思ってよくよく聞いてみると、お客さまが一所懸命押していたボタンはなんと床暖房だったんですね。
若い人ならこんなふうに困ることはないと思いますが、新しい設備で快適になればなるほど、お年寄りにとってはたくさんボタンが並んでむずかしくなるのかもしれないと思いました。この体験があってからは、高齢のお客さまには設備の説明はなるべくわかりやすく、時間をかけることを心がけるようになりました。
質問
Q. この仕事を選んだ理由
A.
就職活動では、B to Cの仕事を希望していました。お客さまと直に接し、生の声を聞くことができる仕事は、コミュニケーションを肌で感じます。それをまた仕事に活かせるような職場に勤めたいと思っていました。この会社には秋採用で出会いましたが、お客さまを大切にする経営理念に共感したことが選んだ決め手になりました。
Q. 合っているタイプは?
A.
初対面のお客さまを訪問するお仕事なので、明るい人が向いていると思います。人と話すのが好きで、人間関係に壁をつくらない人がいいですね。お客さまも自宅に知らない人がくると緊張します。そうした不安感を払拭できるように、私自身、努めて明るくお客さまと会話をするように心掛けています。
Q. 入社前と後ではイメージのギャップはある?
A.
入社するまで、ガス開閉栓という仕事があることを知りませんでした(笑)ずっと実家暮らしだったので、引越しでガス栓を開けてもらうという経験をしたことがなかったんですね。自分の仕事はガス機器の修理・販売・取り付けと思っていましたが、それだけに留まらない、ガスを安心・安全に届けるための役割を担うことを実感しました。
Q. 必要な資質やスキルは?
A.
仕事に必要な資格は入社してから取得できる仕組みがあるので心配いりません。私は独り立ちするまでの半年間で、需要家ガス設備点検員の資格をとりました。車での移動が多いので、免許はあったほうがいいですね。ガス機器の修理や設置も行うので、機械が好きな資質も役立つと思います。
Q. 就職活動中の学生のみなさんへアドバイス
A.
学生のみなさんには、とりあえず入社して合わなくて辞めてしまうのではなく、長く働ける会社を見つけてほしいですね。私が会社選びに役立つと思ったのは、会社説明会です。実際にその会社を訪れて、社員の人達に会うことで、わかることはたくさんあります。ネットの情報だけでなく、いろんな側面から会社をみてみるもの有効だと思いますよ。