東京ガスグループ採用情報
社員メッセージ
お仕事紹介
東京ガスのお客さま情報を管理する大規模システムを支える仕事。
大切にしているは、“コミュニケーション”です。
東京ガスのお客さま情報を管理する大規模システムを担う部署に所属し、システムエンジニアとして日々業務に取り組んでいます。具体的には、集合住宅向けのガス料金計算や契約管理を行うシステムの開発・維持管理を主担当として行っています。
クライアントである東京ガスのシステム担当者とは、密にコミュニケーションを取りながら仕事を進めています。毎月の定例会議では、システムの使い勝手などの課題をヒアリングし、解決方法を提案します。システムユーザーの要望を整理し、より良いシステムの実現を目指しています。
実際にシステムを開発していく際には、各メンバーの進捗や成果物の管理をしながら、東京ガスのシステム担当者との調整も都度行います。チームで仕事を進めていく上で、メンバーとの情報共有や対面でのコミュニケーションなどチームワークを大切にしています。
当社のシステムエンジニアは、ITに関する知識はもちろん、東京ガスの事業に関する知識やコミュニケーション能力も必要であると感じています。
印象に残っているエピソード
システム開発を終えたときの達成感が、自分の成長につながっています。
消費税率改定対応のプロジェクトです。2014年4月の増税にあわせてシステムも大幅な改修が必要になりました。計30名のチームで動いた1年がかりのプロジェクトでした。政府が消費税率改定を発表後すぐに始動し、期日には新システムが稼動するよう計画されました。
消費税を5%から8%に変更する単純な作業に思えますが、ガス料金の計算には複雑なルールが幾通りもあるため、システム改修には正確性が求められます。時間も限られていましたので、困難度はさらに高いものになりました。
お客さまにお支払いいただくガス料金は、たとえ1円であっても間違えてはいけません。変更したシステムは正しく動くのか、綿密な動作テストを何度も繰返しました。絶対に失敗してはいけないというプレッシャーを強く感じましたが、東京ガスの信頼を支えるという使命感を持って取り組みました。
このプロジェクトを無事に完遂させた経験は、システムエンジニアとしてさらなる自信を持つことができ、ステップアップできたと感じています。
質問
Q. この仕事を選んだ理由
A.
私が就職活動をしていたのは、東日本大震災が起きた2011年でした。それまで“あたりまえ”だったものが使えなくなる状況を目の当たりにし、生活インフラは私たちにとって欠かせないものだと改めて実感しました。もともとパソコンが好きだったので、ITの会社を探していたところ当社に出会いました。生活インフラをITで支える仕事に魅力を感じ、入社を決めました。
Q. 合っているタイプは?
A.
さまざまな立場や役割の人と接する仕事なので、人と関わることが好きで、コミュニケーションをとるのが好きな人が向いていると思います。相手が言いたいことを正しく受け取り、相手の気持ちを理解した上で自分の意見もきちんと伝える。単なる会話ではなく、こうした双方向のコミュニケーションができる人は活躍できると思います。
Q. 入社前と後ではイメージのギャップはある?
A.
社風にはギャップを感じませんでした。面接の時と同じように、上の立場の人が積極的に若手の話を聞いてくれます。仕事の面ではシステムエンジニアだからといって技術ばかりではなく、コミュニケーション能力などのヒューマンスキルも重要です。その両方のバランスが大事な仕事だとわかったことは、いい刺激になりました。
Q. 必要な資質やスキルは?
A.
システムエンジニアとしてITの知識など学ばなければいけないことは沢山ありますが、わからないことにぶつかったとき、自ら調べる知的好奇心は資質として重要になると思います。業務を進める上で明らかになった課題を自ら解決する意欲も重要ですね。
Q. 就職活動中の学生のみなさんへアドバイス
A.
就職活動は、自分自身と向き合う貴重な機会だと思います。就職活動で行き詰まることもあると思いますが、時にはリフレッシュすることも大事です。私の場合、趣味のランニングで気分転換をしていました。ぜひみなさんも上手に息抜きできる方法を見つけて、就職活動を頑張ってください。