お知らせ
新築集合住宅向け脱炭素ソリューションパッケージ「IGNITURE GXパックM」の提供開始
~日鉄興和不動産「リビオ中野レジデンス」に初採用~
2025年10月10日
東京ガス株式会社
東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、新築集合住宅向けに太陽光発電・蓄電池を一体で導入する脱炭素ソリューションパッケージ『IGNITURE GXパックM』の提供を開始します。これに伴い、日鉄興和不動産株式会社が開発する「リビオ中野レジデンス」*1に本ソリューションが初めて採用されました。
東京都では2025年4月から、新築集合住宅等における太陽光発電設備(以下「PV」)の設置を義務付ける制度が施行されました。PV導入は、共用部の電気代削減と脱炭素化に資する一方で発電と需要の時間帯が異なるため、昼の余剰電力活用の観点から蓄電池とセットでの導入が有効です。蓄電池導入にあたっては、集合住宅の仕様に応じた適切な容量の選定が課題となりますが、東京ガスはこれまで電力小売事業で獲得した電力需給に関する知見と床暖房設置工事等を設計・施工してきた人材を活用することにより、設計支援から施工まで一体で担うことができます。
東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」で「価値共創のエコシステム*2構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。一人ひとりの暮らしから地域社会にいたるまでの多様な課題を解決するさまざまなサービスを創出・提供し、お客さまとともにカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
東京ガスグループは創立140周年を迎えました。東京を越え、ガスを越え、未来を先取りする企業として挑戦を進めていきます。
脱炭素トータルソリューション『IGNITURE GXパックM』とは
『IGNITURE GXパックM』は、東京ガスが集合住宅の仕様(内廊下・外廊下、戸数、負荷など)に応じた最適な容量のPV・蓄電池の選定・施工を行い、それらで賄えない電力については、実質再生可能エネルギー100%の電気*3「さすてな電気」および「さすてな電気ビジネス」を供給*4することで、集合住宅の丸ごと脱炭素化に貢献するトータルソリューションです。
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*1:日鉄興和不動産株式会社が開発する「リビオ中野レジデンス」に関する詳細はこちら
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*2:多くの企業がそれぞれ強みを持つ領域の技術・ノウハウ・知見を持ち寄り、新たな価値を創出していく事業生態系
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*3:東京ガスの電源(LNG火力等)に再エネ指定の非化石証書を付加することにより、実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2排出量ゼロとみなすことのできる電気メニュー
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*4:「さすてな電気」および「さすてな電気ビジネス」の利用は任意です
ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」*5ついて
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。 「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
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*5:IGNITUREの詳細はこちら
以上