お知らせ
東京都「GX関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」に「AIを活用した熱源機器の最適制御」が採択!
2024年10月2日
東京ガス株式会社
東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)が取り組む「AIを活用した熱源機器の最適制御」が、このたび、東京都が実施する「GX関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」(以下「本事業」)に採択されました*1。本事業は、東京都がCO2などの温室効果ガスの排出削減やクリーンなエネルギーを活用する経済・社会システムへの変革に資するGX関連の新たな技術やサービスの社会実装を目指す企業等へ支援を行うものです。
本事業の支援により、東京ガスは熱源機器の最適制御ソリューションの開発を加速させ、お客さまや社会の脱炭素化への一層の貢献に向け、歩みを進めていきます。
AIを活用した熱源機器の最適制御について
東京ガスは、独自のAIにより熱源機器を最適制御することで、お客さまの脱炭素に貢献するソリューションを開発しています。AI開発に強みを有するベンチャー企業である株式会社エイシングと提携*2してAI搭載の最適化ソフトを開発し、東京ガスが展開するJoyWatcherSuite(国内販売数1位*3のSCADAソフトウェア*4)と組み合わせて、監視と最適化をワンストップで実現します。
汎用的なAIやクラウドの開発により導入費用を低減することで、AI制御による省エネメリットを中小企業のお客さまにまで広くお届けし、日本全体の脱炭素に貢献することを目指します。なお、このソリューションは、東京ガスの新たなソリューション事業ブランド「IGNITURE」として展開する予定です。
ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」*5について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
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*2:
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*3:株式会社富士キメラ総研「業界別IT投資/デジタルソリューション市場2024年版」SCADA販売本数シェアより
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*4:Supervisory Control and Data Acquisitionの略。インフラ、工場・ビルの統合的な設備監視・制御及びデータ収集を目的とした自動化システムのこと
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*5:IGNITUREの詳細はこちら