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【最新調査】4人家族が1週間の食事に必要なカセットボンベは約5本!在宅避難の備え、できていますか?

2022年2月2日
東京ガス株式会社

東京ガス都市生活研究所は2月2日、2021年に実施した「災害の備えに関する調査」と「防災食に関する調理実験の結果」を、東京ガスくらし情報サイト「ウチコト」で公表しました。

近頃、地震だけでなく、気候変動による水害などさまざまな災害が全国各地で頻発しています。
いつどこで災害が起こるか分からない中、どう備えておくべきか考えることは大切です。

東京ガス都市生活研究所は2月2日、2021年に実施した「災害の備えに関する調査」と「防災食に関する調理実験の結果」を、東京ガスくらし情報サイト「ウチコト」で公表しました。

ここでは調査の一部を紹介します。

防災に関する情報は得ているが、実践できていない人が約40%!

普段、防災に関する情報をどのくらい入手しているのか聞いたところ、自分に必要な情報を日常的に入手している人は約24%※1で、情報を得ているが実践できていないと回答した人が約40%※2でした。

自分に必要な防災に関する情報を日常的に入手することも、情報を得たときに実際に行動に移すことも、まだ十分にできていないことが分かります。

※1・2 あてはまる+ややあてはまるの合計値

災害時、避難所には入れないかも!?

災害が発生したら、「避難所へ行こう」と思っている方は多いと思います。

しかし、都心などの人口密集地帯では、在宅避難を基本的な方針としている自治体や、避難所の収容可能人数が人口より少ない自治体があり、災害時に避難所に行こうと思っても入れない可能性があります。

最近ではコロナの影響で、密になる避難所よりも、在宅避難を選ぶ人もいるかもしれません。

在宅避難時の不安1位は「トイレ」、2位は「ライフラインの停止」!

在宅避難について心配なことや不安なことを聞いたところ、1位は「トイレが使えないこと」、2位は「ライフラインの停止」、次いで「暑さ・寒さ」、「食料や物資の不足」でした。

カセットコンロ・ボンベを備えている人は約23%!・・・・備蓄用のボンベは何本必要?

東京都防災会議によると、都直下型大地震が起きた際のライフライン復旧の目標日数は、電気やガスは最低でも1週間程度と想定されています※3
※3 東京都地域防災計画(震災編)平成24年11月

ライフラインが停止しても、普段と変わらない温かいご飯を調理するために、カセットコンロ・ボンベは備えておきたいですね。

都市生活研究所が実施した調査では、約23%の人がカセットコンロ・ボンベを備えていることが分かりましたが、1週間に何本のカセットボンベが必要か知っていますか?

カセットボンベは何本必要?実験してみた!

今回の実験調査では、食品備蓄の目安と言われる1週間、4人家族が1日に3食、カセットコンロ・ボンベを使って調理すると想定したときにかかるガス量を測定し、用意すべきカセットボンベの本数を計算しました。

4人家族が1週間に必要なカセットボンベは約5本!

4人家族が1日3食、上のメニューを1週間調理するには、合計1139.6gのガス量が必要だと分かりました。

カセットボンベの本数に換算すると、約4.6本分です。

4人家族のご家庭であれば、最低でも5本程度カセットボンベを備蓄しておくと、在宅避難時でも1週間は温かいものを食べることができるので安心ですね。

エネファームや蓄電池も活用して上手に備えよう!

ライフラインが停止した時でもエネルギーを自給できる太陽光発電や、エネファーム(家庭用燃料電池)、蓄電池などを設置しておくと安心です。

家の設備を見直す際は、選択肢の一つに入れてみてください。

東京ガスくらし情報サイト「ウチコト」では、いつもの生活に近い状態で在宅避難するために何を備えておけばよいのか、そのヒントを探るための調査結果をご紹介しています。

ぜひご覧いただき、在宅避難を想定した備えができているかどうか、見直してみてはいかがでしょうか。

▼東京ガスくらし情報サイト「ウチコト

東京ガス都市生活研究所について

都市生活研究所

東京ガス都市生活研究所は1986年7月に設立されました。
社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析を実施しています。
将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供するとともに、さまざまな提言を行っています。

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