お知らせ

茅ヶ崎市 佐藤市長へ神奈川県初となるカーボンニュートラル都市ガスの導入を報告【東邦チタニウム・東京ガス】

2021年12月3日
東京ガス株式会社

東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は東邦チタニウム株式会社(社長:山尾 康二、以下「東邦チタニウム」)と、2021年12月1日、茅ヶ崎市の佐藤市長のもとに訪問し、神奈川県初となるカーボンニュートラル都市ガスの導入を報告しました。報告会の中では、カーボンニュートラル都市ガス供給証明書(2020年度)を東京ガスから東邦チタニウムに贈呈いたしました。

(左から)茅ヶ崎市 佐藤市長、東邦チタニウム 執行役員 三戸茅ヶ崎工場長、東京ガス 小林産業エネルギー事業部長

カーボンニュートラル都市ガス供給概要

供給サイト:東邦チタニウム株式会社 茅ヶ崎工場
供給開始時期:2021年1月
供給量:約55万m3/年
CO2削減量:年間約1,500t-CO2

カーボンニュートラル都市ガスについて

カーボンニュートラル都市ガスは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用したものです。東京ガスが2019年に輸入を開始し、カーボンニュートラル都市ガスとして日本で初めてお客さまに供給を開始しました。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものです。

茅ヶ崎市 佐藤市長 コメント

4月1日に、寒川町と『気候非常事態宣言』を表明し、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、温暖化対策の取り組みを進めています。この実現は、市単独で解決できるものではなく、隣接する自治体とも協力し、市民・事業者の皆様にもご協力いただきながら取り組みを推進していく必要があります。東邦チタニウム様と東京ガス様のカーボンニュートラルの取り組みは、非常によい取り組みであり、市民・事業者の方にこの取り組み知っていただけるよう、市としても今後も協力していきたいと思います。

東邦チタニウム 執行役員 三戸茅ヶ崎工場長 コメント

本年より東京ガス様のご協力によりカーボンニュートラル都市ガスを導入いたしました。これは既に決意表明させていただいた、2050年までに二酸化炭素排出ゼロを達成するための第一歩でございます。金属製錬メーカーにとっては二酸化炭素排出量ゼロというのは相当ハードルが高く、多くの難題を解決する必要がありますが、皆さまのお力をお借りしてこれを何とか乗り越えて、地域社会に貢献し茅ヶ崎市とともに発展していきたいと存じます。

東京ガス 小林産業エネルギー事業部長 コメント

脱炭素社会実現に向けた取り組みは、地域、企業において中長期的な最優先課題になっていると考えております。そのような中、低炭素燃料への転換、高効率機器の導入による省エネルギーに加え、カーボンニュートラル都市ガスには、2050年の脱炭素社会実現に向けた「トランディションエネルギー」として、大きな期待が寄せられていると認識しております。カーボンニュートラル都市ガスを低炭素・脱炭素に向けた、地に足をつけた取り組みの一環としてご活用いただくと同時に、引き続き様々な連携をさせていただければと考えています。

カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンスについて

持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNG(CNL)を調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として、2021年3月に設立したものです。本アライアンス参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進してまいります。

■ホームページ:「カーボンニュートラルLNG -未来へ向かうガスー」

以上

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