製品安全に関する大切なお知らせ
パロマ工業(株)製FE式瞬間湯沸器の点検作業の実施について
2006年7月19日
東京ガス株式会社
東京ガス株式会社は、経済産業省による「パロマ工業(株)製瞬間湯沸器による一酸化炭素中毒事故の再発防止について」の公表(平成18年7月14日)を受けて、昭和55(1980)年から平成2(1990)年までに東京ガスブランド品として販売したパロマ工業(株)製「FE式瞬間湯沸器」の2機種について、下記のとおり安全装置の点検作業を実施させていただくことといたしました。
弊社ではこのたびの報道を受けて、東京ガスブランド品として販売したパロマ工業(株)製「FE式瞬間湯沸器」の事故について社内で調査を実施いたしました。その結果、安全装置の改造に伴うCO中毒事故は発生していないことが確認されております。
またこれまで、弊社の機器修理作業においては、マニュアルに則った作業の励行を作業員に厳しく教育ならびに指導しております。
なお、お客さまのお申し出により対象機器の点検を行っておりますが、7月18日に神奈川県横浜市で1件の短絡が確認されました。
弊社といたしましては、お客さまの安全に万全を期し、安心して機器をご使用いただくため、また経済産業省および(株)パロマからの要請もあることから、東京ガスブランド品およびパロマ工業(株)製市販品について早期に安全対策を実施することといたしました。具体的には、下記の方法によりお客さまへのお知らせならびに点検作業を無償で行ってまいります。なお、新品交換をご希望のお客さまには製品が整い次第、原則として同等の機種に無償で新品交換作業を実施させていただきます。
お客さまには、点検・交換作業の実施にあたり、ご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げますとともに、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
1.対象となる機器および台数
機種名 | 販売台数 | 設置確認台数 | 販売期間 |
PA-108FE (PH-81F) |
66,438 | 6,437 | 昭和55(1980)年~ 昭和63(1988)年 |
PA-113FE (PH-131F) |
20,970 | 3,135 | 昭和55(1980)年~ 平成2(1990)年 |
合計 | 87,408 | 9,572 |
※ 販売開始当初から25年以上が経過しているため、相当数の買い替えが進んでいるものと推定されます。
※ 東京ガス供給エリア内で設置が確認されているパロマ工業(株)製市販品は2,897台です。
2.お客さまへのお知らせ
該当品の設置されていることが確認されているお客さま、ならびに設置されている可能性のあるお客さまに無償点検を実施する旨をお知らせするダイレクトメールを発送いたします。
また、東京ガス株式会社のインターネットホームページ< http://www.tokyo-gas.co.jp/>にも掲載します。
3.点検ならびに作業内容
該当品をご使用のお客さまを順次訪問の上、点検作業を無償で行ってまいります。
(1)作業内容・・・安全装置の作動確認ならびに配線の確認を行います。
(2)作業時間・・・約20分/台
なお、新品交換をご希望のお客さまには製品が整い次第、原則として同等の機種に無償で新品交換作業を実施させていただきます。
4.お客さまのお問い合わせ先
(1)フリーダイヤル 0120-600-446
(2)受付開始日 平成18年7月19日(水)
(3)受付時間 平成18年7月23日(日)までは24時間受付(土日含む)
平成18年7月24日(月)からは午前9時から午後5時(土日祝日含む)
※長野市内に設置されている該当品につきましては、平成18年7月1日に東京ガス長野支社を継承した
長野都市ガス(株)がお客さまへのお知らせならびに点検作業を実施いたします。
対象品の見分け方
以上