プレスリリース

米国グレンファーングループとLNG調達に関する関心表明書を新たに締結

2025年10月24日
東京ガス株式会社

 東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、米国グレンファーングループ子会社(以下「グレンファーン」)と、グレンファーンが推進しているアラスカLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)に関する関心表明書を新たに締結しました。

 今回締結した関心表明書は、法的拘束力はないものの、グレンファーンの戦略的パートナーとして、将来的なLNG調達の可能性を見据え、本プロジェクトの開発動向に関する情報収集を行い、経済性等について検討を進めることを目的としたものです。

 本プロジェクトは、グレンファーンが、米国アラスカ州のノーススロープガス田から産出された天然ガスを精製した後、ニキスキに所在するLNG基地に輸送し液化することにより、年間約2,000万トンのLNGを生産するプロジェクトです。天然ガスの埋蔵量が豊富であり、アジア地域へ近接していることから、同地域のLNG供給安定性の向上に寄与する可能性があります。

 東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」で「LNGバリューチェーンの変革」を掲げています。本プロジェクトからのLNG調達も視野に入れ、供給安定性・価格・柔軟性のバランスを考慮した原料調達の多様化を通じ、エネルギーの安定供給に貢献していきます。
 東京ガスグループは創立140周年を迎えました。東京を越え、ガスを越え、未来を先取りする企業として挑戦を進めていきます。

参考

グレンファーングループの概要について

名称 グレンファーングループ(Glenfarne Group, LLC)
社長 Brendan Duval
設立年 2011年
本社所在地 米国ニューヨーク州ニューヨーク
事業概要 エネルギーインフラ開発、LNG、電力、代替エネルギー、公益事業インフラ事業

本プロジェクトについて

事業主体 グレンファーンアラスカLNG, LLC(グレンファーングループの100%子会社)75%、
アラスカガスライン開発公社(アラスカ州政府100%出資会社)25%
出荷基地 アラスカLNG基地(米国アラスカ州ニキスキ)
液化能力 約2,000万t/年

以上

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