プレスリリース

袖ケ浦市における「カーボンニュートラルの実現に向けた包括連携協定」の締結について

2023年2月20日
袖ケ浦市
東京ガス株式会社
東京ガスネットワーク株式会社

 袖ケ浦市(市長:粕谷 智浩)、東京ガス株式会社(代表執行役社長:内田 高史)、東京ガスネットワーク株式会社(代表取締役社長:野畑 邦夫)は、このたび、袖ケ浦市のカーボンニュートラルの実現に向けた包括連携協定を締結しました。
 袖ケ浦市は、改正地球温暖化対策推進法に基づいて作成した、市役所を一つの事業所として温室効果ガスの削減を目指す「地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」と、昨今の国内および国際的な情勢において各自治体での温室効果ガス削減が求められていることを踏まえ、市域全体での温室効果ガス削減に取り組んでいます。
 本協定は、3者が相互に連携のもと、脱炭素社会に関する知見や技術を活用し、「カーボンニュートラルの実現」を目指すものです。

(左から 東京ガスネットワーク:奥村需要開発本部長、袖ケ浦市:粕谷市長、東京ガス:川村法人戦略部長)

1. 連携事項

  1. カーボンニュートラルの実現に向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
  2. エネルギーの地産地消に関する事項
  3. 低炭素エネルギーの調達や市庁舎等への提供に関する事項
  4. 学校等における環境エネルギー教育等を通じた啓発活動に関する事項
  5. 各種取組における専門的人材の支援強化に関する事項
  6. 前各号に掲げるもののほか、市民サービスの向上に関する事項

2. 締結日

2023年2月17日

3. 関係者コメント

袖ケ浦市 市長 粕谷 智浩 コメント

 本市は、袖ケ浦駅海側地区などの新たな街並みの創出により、子育て世代をはじめとする多くの方々に転入をいただいておりますが、一方で内陸部では人口減少や少子高齢化の進行など、地域によって異なる課題を抱えております。
 今回の協定締結により、地域の活性化や課題解決に取り組んできた両社と連携を強化することで、市の抱える課題の解決を目指すとともに、脱炭素社会に関する知見や技術、幅広いネットワーク網などを活用させていただき、カーボンニュートラルに向けた取組をより一層推進してまいります。

東京ガス株式会社 カスタマー&ビジネスソリューションカンパニー 法人戦略部長 川村 俊雄 コメント

 当社は、グループ経営ビジョン「Compass2030」において、「CO2ネット・ゼロへの移行をリード」することを掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めています。
 エネルギーの安定供給のために当社が1973年に袖ケ浦市にLNG基地を建設し、LNGを受け入れてから半世紀以上が経ちました。昨今、CO2排出量削減が社会課題となる中で、トランジションエネルギーとしてLNGの重要性は一層高まっています。
 今回の協定締結により、当社が有する様々な知見、経験を活かし、袖ケ浦市が抱える地域課題の解決に貢献できることを大変嬉しく感じております。

東京ガスネットワーク株式会社 常務取締役 需要開発本部長 奥村 栄吾 コメント

 当社は、これまでの知見・経験を活かし、多くの自治体の抱える地域課題の解決に向けた取組を進め、信頼関係の向上に努めてまいりました。
 今回のカーボンニュートラルの実現に向けた包括連携協定において、これまでさまざまな地域の活性化や環境配慮の取組を推進してきた袖ケ浦市とともに、カーボンニュートラルの実現に向けて連携できることを大変嬉しく思います。本協定の目的達成と袖ケ浦市の発展に向けて地域の皆さまに寄り添い、袖ケ浦市の地域課題の解決に取り組んでまいります。

以上

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