プレスリリース

「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結

~脱炭素社会の実現を目指して~

2021年11月22日
秦野市
秦野ガス株式会社
東京ガス株式会社

秦野市(市長:高橋 昌和)、秦野ガス株式会社(社長:友添 修吾、以下「秦野ガス」)、東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、本日、「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」(以下、「本協定」)を締結しました。

2021年6月に改正地球温暖化対策推進法が施行され、脱炭素社会の実現に向けて地方自治体における温室効果ガス排出量削減が求められる中、秦野市は、2021年3月の市議会において2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロに挑戦する「ゼロカーボンシティ」への挑戦を表明しました。
本協定は、秦野市、秦野ガスおよび都市ガス卸供給元である東京ガスの3者が相互に連携し、脱炭素社会に関する知見や技術を活用し、「ゼロカーボンシティ」の実現を目指すものです。今後3者は、定期的な協議を通じ、具体的な実施内容を決定していきます。

【本協定における連携事項】

  1. カーボンニュートラルのまちづくりに関すること
  2. 安全で安心な暮らしの実現に関すること
  3. 市民との共創によるまちづくりに関すること
  4. 秦野市の魅力等の情報発信に関すること
  5. その他市民サービスの向上に関すること

秦野市、秦野ガス、東京ガスは、本協定に基づき、カーボンニュートラルのまちづくりを含めたさまざまな分野で連携を強化し、脱炭素社会の実現に向けて継続的に取り組んでまいります。

秦野市 市長 高橋 昌和 コメント

秦野市では、2021年4月に総合計画を策定し、新たな10年に向けたスタートを切りました。この中で、 「多様な担い手による協働の推進」を掲げ、市民や民間企業様等と協働し、市民力、地域力を生かしたまちづくりを進めています。この包括連携協定は、長年本市のライフラインを担ってきた地域密着型の事業者である秦野ガス様、業界最大手ならではの知見を活かし、将来を見据え先駆的に取組みを進めている東京ガス様、そして秦野市の3者がそれぞれ持つ資源を有効に組み合わせることで、秦野市全体のカーボンニュートラルが推進されることを期待しています。今後は、カーボンニュートラル、災害時の対応強化につながる取組みとして、公共施設への太陽光発電設備の導入効果等について連携して検証するなど、具体的な協議を始めたいと考えています。

秦野ガス株式会社 代表取締役社長 友添 修吾 コメント

秦野ガスは秦野市内に都市ガス、LPガス、電気を供給するエネルギー会社として、創業以来、秦野市様と連携しながら防災や食育等の地元貢献に取り組んでまいりました。昨今の脱炭素化の流れや持続可能な社会の実現に向け、さらなる取組みを模索しておりましたが、今回の包括連携協定を機に、豊富な知見と高い技術力を有する東京ガス様との連携を強化し、自社単独では実現できない幅広いご提案を実施したいと考えています。秦野ガスはこれまでもライフライン事業者として秦野市民の皆さまの暮らしを支えてまいりましたが、これからも地元企業としての誇りと使命感を第一に、秦野市様の「カーボンニュートラルのまちづくり」の実現に向けて貢献してまいります。

東京ガス株式会社 執行役員 広域エネルギー事業部長 小西 雅子 コメント

今回の包括連携協定は、東京ガスが地方自治体および地元企業と「カーボンニュートラルのまちづくり」の実現に向けて締結する初めての協定となります。東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」において、グループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦することを掲げています。脱炭素社会の実現に向けた「ソリューション・プロバイダー」として地域社会を構成するさまざまなステークホルダーの皆さんに寄り添い、「カーボンニュートラル」「レジリエンス」「地域共創」等の観点から地域の課題解決に取り組んでまいります。

以上

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