プレスリリース
茨城幹線の供用開始と日立LNG基地「2号LNGタンク」の営業運転開始について
2021年3月11日
(2021年3月15日訂正)
東京ガス株式会社
広報部
東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、茨城県内で進めていた高圧ガスパイプライン「茨城幹線」(延長92.6km、茨城県日立市~茨城県神栖市)工事を完了し、3月1日よりガスの供用を開始しました。また、「日立LNG基地」(茨城県日立市)における「2号LNGタンク」工事も完了し、3月10日より営業運転を開始しました。
東京ガスは、東京圏に加えて北関東圏での高圧ガスパイプラインのループ化、LNGタンク容量の増強により、4つのLNG基地*の相互バックアップによる供給安定性の向上、ガス輸送能力の増強を実現しました。
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」に掲げた天然ガスインフラのさらなる強靭化に向け、自治体・他インフラ事業者との連携を強化し、今後もエネルギーの安全かつ安定的な供給に努めてまいります。
*:根岸LNG基地(神奈川県横浜市)、袖ケ浦LNG基地(千葉県袖ケ浦市)、扇島LNG基地(神奈川県横浜市)、日立LNG基地(茨城県日立市)
<東京ガスの高圧ガスパイプライン>
<日立LNG基地空撮写真>
※「東京ガスの高圧ガスパイプライン」の図が訂正箇所です。
茨城幹線概要
始点/終点 | 茨城県日立市/茨城県神栖市 |
圧力/口径 | 7MPa/600mm |
全長 | 92.6km |
着工 | 2017年4月 |
供用開始 | 2021年3月 |
2号LNGタンク概要
仕様 | 地上PC式LNGタンク |
貯蔵容量 | 23万kl |
貯槽外径 | 90.2m |
高さ | 59.8m |
着工 | 2018年4月 |
営業運転開始 | 2021年3月 |
日立LNG基地全体概要
敷地面積 | 約13.5万m2 |
受入設備 | LNG・LPG受入バース、内航船出荷バース |
LNGタンク | 23万kl(地上式)2基 |
LPGタンク | 5万kl(地上式)1基 |
LNG気化設備 | オープンラック式 100t/h:3基、150t/h:2基 |
LNGローリー出荷設備 | 10レーン |
以上