プレスリリース

社長 内田高史 新年挨拶

2021年1月4日
東京ガス株式会社

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、持続可能な社会、脱炭素化に向けた意識が高まっています。世界的な脱炭素化の傾向は、グリーンリカバリーの動きによりさらに加速し、日本政府も2050年カーボンニュートラルを目標に掲げました。我が国の経済・社会は脱炭素に向けて大きく変わろうとしており、これはまさにパラダイムシフトと言えます。

東京ガスグループは、このパラダイムシフトを自らリードし、「脱炭素化・社会課題解決への一層の貢献」、「不確実な環境でも成長を実現するグループ経営」を実現するために、本年は、ESGの視点を一層重視した経営を深化させていきます。具体的には、(1)環境の観点に加え、レジリエンス向上などの社会課題の解決にもつながる「CO2ネット・ゼロの加速」、(2)「価値共創による社会課題の解決」、(3)これらを実現するためのガバナンス強化として「グループフォーメーション改革」の3つを実行していきます。

「CO2ネット・ゼロの加速」については、2021年4月に水素製造とCO2マネジメントを行う専門組織を設置し、水素製造コストの低減やCCUSの早期実証に向けた技術開発に取り組んでいきます。

「価値共創による社会課題の解決」については、サステナビリティやレジリエンスの価値を提供する東京ガスグループならではのサービス・ソリューションを拡大していきます。

「グループフォーメーション改革」については、2021年6月に、監査役会設置会社から、都市ガス業界では国内初となる、指名委員会等設置会社へ移行し、監督機能を強化すると同時に、執行の意思決定スピードを高めます。また、2022年4月の導管新社設立のタイミングにあわせたホールディングス型グループ体制の構築に向け、検討を深化します。

本年は、延期となった「東京2020オリンピック・パラリンピック」開催の年です。当社グループは、首都圏のエネルギー事業者として、大会期間を通じて、エネルギーの安定供給と保安の確保を図るための準備に万全を期すとともに、地域への貢献の観点で大会の成功を支援し、共生社会実現に向けて取り組んでいきます。

東京ガスグループは、引き続き、世の中が変化する中でできることは何か、常に試行錯誤しながら、持続可能な社会の実現に向け貢献してまいります。

以上

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