プレスリリース
「レーザーを用いた遠隔からのガス漏えい検査技術」が第4回インフラメンテナンス大賞 経済産業省「特別賞」を受賞
2020年11月27日
東京ガス株式会社
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
株式会社ガスター
東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)、東京ガス100%出資子会社である東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:比護 隆、以下「TGES」)、および株式会社ガスター(社長:石川 文信、以下「ガスター」)の3社が開発した「レーザーを用いた遠隔からのガス漏えい検査技術(以下、「本検査技術」)」が、本日、「第4回インフラメンテナンス大賞*1」において、経済産業省「特別賞」を受賞いたしました。
本検査技術は、気体を採取することなく、レーザー光を照射するだけで、離れた地点からガス漏えいの有無を検査できる技術です。東京ガスが技術の原理確立、TGESが製品の企画・販売、ガスターが製品の製造を担務しております。なお、本検査技術を用いた「レーザーメタン検知器」シリーズは、ガス導管やガス機器等の漏えい検査や漏えい箇所特定等において、世界28か国で5000台以上が活用されています。
東京ガス、TGES、ガスターの3社は、今後も本検査技術の普及・発展等を通じて、スマート保安を推進し、安心・安全の実現に貢献してまいります。
*1:国内のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組みを促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に、日本国内のインフラのメンテナンスに係る優れた取組みや技術開発を国土交通省が、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、防衛省とともに表彰するもの。
参考
レーザーメタン検知器シリーズ
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レーザーによる遠隔からのガス検知の仕組み
メタンの赤外線吸収現象を利用しています。
標的に向けて発射したレーザー光(赤外線)が検知器に戻る間に、メタンガスを通ると一部が吸収され、メタンの有無を検知します。
以上