プレスリリース

バングラデシュにおけるLNG受入基地に関する2件目の業務の受注について※

2021年1月29日
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社

※本件は、東京ガスグループの東京ガスエンジニアリングソリューションズによるリリースです。

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:比護 隆、東京ガス株式会社100%出資子会社、以下「TGES」)は、このたび、バングラデシュ オイル ガス アンド ミネラル コーポレーション(Bangladesh Oil, Gas & Mineral Corporation、以下「ペトロバングラ」)から、バングラデシュにおける陸上LNG受入基地に関するフィジビリティスタディ(Feasibility Study)・エンジニアリングおよびディベロッパー選定マネジメント業務(以下「FS等」)を日本工営株式会社(社長:有元 龍一、以下「日本工営」)と共同で受注しました※1。

本件は、TGESの国内外におけるLNG受入基地建設・運用を通じて蓄積された高い技術力※2と、日本工営のバングラデシュをはじめとする海外における社会インフラ整備コンサルタントとしての実績と強みに加え、TGESと日本工営が2017年にペトロバングラから初めて受注したFS等での高いマネジメント能力や品質が認められ、国際入札を経て受注したものです※3

バングラデシュでは天然ガスの需要が国産天然ガスの供給量を既に上回っており、この旺盛な需要に着実に応えるため、ペトロバングラは、耐用年数が洋上LNG基地(FSRU)より長く海洋気象の影響を受けにくい陸上LNG受入基地の建設を、マタバリ沿岸地帯に計画しています。TGESと日本工営は、オンライン会議を活用して現地を含むパートナーと協議を重ね、FS等を遂行し、ペトロバングラのLNG基地建設計画の実現に協力していきます。

TGESは、東京ガスグループの経営ビジョン「Compass2030」で掲げた海外事業の拡大・多様化の実現に向け、海外事業を積極的に展開し、天然ガスの有効利用の拡大を通じて地域の発展に貢献してまいります。

※1 2020年12月23日にオンラインで契約調印式を実施しました。
※2 東京ガスの4か所のLNG基地をはじめ、タイ、韓国、フィリピン、台湾、インドネシア、UAE、インド、ベトナム、中国、スペイン、ポルトガル、メキシコ等において100件以上の基地建設案件に関わった実績があります。
※3 本件は、TGESにとってバングラデシュにおける2件目のFS等受注となります。

オンライン調印式の様子(バングラデシュ)

地図 バングラデシュ マタバリ

FS等の概要

発注元 : ペトロバングラ(Petrobangla)
業務期間 : 2021年1月~2022年12月
主な業務内容 : ペトロバングラが選定したマタバリ沿岸地帯の陸上LNG受入基地候補地に関する技術、環境影響、経済性などの点からの実現可能性検証、概略基本設計、基地事業業者の入札書類の作成・選定など

会社概要

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社

・ 設立 2015年4月1日
・ 資本金 100億円(東京ガス株式会社100%出資)
・ 代表名 代表取締役 社長執行役員 比護 隆(東京ガス株式会社 常務執行役員)
・ 主な事業 LNG受入基地、高中圧導管、ガス供給設備、発電設備、エネルギー利用設備等のエネルギー関連設備の計画・設計・施工・オペレーション・メンテナンス、関連する機器等の販売に関する事業、マッピング・周辺業務に関する事業(ソフト開発・販売、データ構築・更新、機器販売等)、オンサイト・エネルギーサービス事業、地域冷暖房事業など

日本工営株式会社

・ 設立 1946年6月7日
・ 資本金 74億8,044万5,231円
・ 代表名 代表取締役社長 有元 龍一
・ 主な事業 開発および建設技術コンサルティング業務(港湾、空港、鉄道、都市・地域開発、水資源・河川、農業・農村開発、環境など)ならびに技術評価業務、電力設備、各種工事の設計・施工、電力関連機器、電子機器、装置などの製作・販売

ページトップへ