プレスリリース

2020年度(令和2年度)省エネ大賞の受賞について

2021年1月27日
東京ガス株式会社
広報部

東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、このたび、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2020年度(令和2年度)省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門において、「資源エネルギー庁長官賞(業務分野)」と「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

省エネ大賞は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネに関わる取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するものです。

東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において「価値共創」のエコシステム構築を掲げています。今後ともビジネスパートナーとの共創により省エネ性に優れた製品を開発・提供し、お客さまのビジネス価値向上に貢献してまいります。

※多くの企業が、それぞれ強みを持つ領域の技術・ノウハウ・知見を持ち寄り新たな価値を創出していく事業生態系。

受賞製品の概要

1. 製品・ビジネスモデル部門:資源エネルギー庁長官賞(業務分野)
(アイシン精機株式会社、パナソニック株式会社、ヤンマーエネルギーシステム株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社との共同受賞)

『超高効率ガスエンジンヒートポンプ「GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ」』

アイシン製品

パナソニック製品

ヤンマー製品

本製品は、「省エネと節電の実現」をコンセプトに2020年4月から発売したガス冷暖房システムです。EHP(電気式ビル用マルチエアコン)の1/10以下という低消費電力を維持しながら、従来機比で平均約10%の消費エネルギーの効率化と機能向上を実現しています。

本製品の特長

(1) 全機種において、APFp 2.09以上(エネルギー消費効率平均約10%向上)
(2) 厳しい気象条件下(酷暑、厳寒、積雪時)でも冷暖房運転を継続
(3) 設置スペースの削減、軽量化による設置性の向上

2. 製品・ビジネスモデル部門:省エネルギーセンター会長賞
(三浦工業株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社との共同受賞)

『蒸気の安定供給に貢献できる「省エネ型燃料切替ボイラGC-2000AS」』

製品外観

本製品は、スイッチ一つで燃料をガス・油それぞれに切替えられる小型貫流蒸気ボイラで、災害などでBCP対応が必要な病院などの施設や、ガス導管の敷設が予定されている地域の工場向けに開発されたものです。従来機種に比べボイラ効率の向上やパージ損失の低減により省エネルギー化、環境性が向上しています。

本製品の特長

(1) ガス燃料と油燃料をスイッチ一つで切替えて運転
(2) エコノマイザーの材質と構造を見直しボイラ効率97%を実現
(3) 最小燃焼負荷を25%まで拡大し、実運転時のパージ損失を低減
(4) ガス焚き時、連続パイロット制御によるパージ損失削減、蒸気圧力の安定性向上

表彰状

『超高効率ガスエンジンヒートポンプ「GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ」』

『蒸気の安定供給に貢献できる「省エネ型燃料切替ボイラGC-2000AS」』

※本日行われる予定だった「2020年度(令和2年度)省エネ大賞」表彰式は緊急事態宣言下であることを踏まえ、中止となりました。

以上

ページトップへ