プレスリリース

東京ガス初となるグリーンボンドの発行について

2020年10月29日
東京ガス株式会社
広報部

東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、このたび、東京ガス初となる国内公募形式のグリーンボンド*1を発行(以下「本発行」)することを決定しました。なお、発行総額は100億円、年限は10年で2020年12月の発行を予定しています。

本発行により調達した資金は、東京ガスグループが参画する再生可能エネルギー事業*2への充当を予定しています。

東京ガスグループは、引き続き事業活動を通じた社会課題の解決により、当社グループの社会価値および財務価値を向上させ、永続的な企業経営を実現することで、社会の持続的発展に貢献してまいります。

*1: 環境改善効果のある事業を資金使途とする債券
*2: 資金充当を予定している再生可能エネルギー事業のプレスリリース
・ 群馬県安中市における太陽光発電所の取得について https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20200212-01.html
・ 米国での大規模太陽光発電事業の取得について https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20200729-03.html

グリーンボンドの概要

年限 10年
発行総額 100億円
発行時期 2020年12月(予定)
主幹事証券会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券・SMBC日興証券

その他詳細については、決定後にお知らせいたします

グリーンボンド・フレームワークの策定および外部評価の取得

グリーンボンドの発行にあたって、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンドガイドラインに定められている4つの要素(1.調達資金の使途、2.プロジェクトの評価と選定、3.調達資金の管理、4.レポーティング)に関する方針を記載した『東京ガスグリーンボンド・フレームワーク*3(以下「本フレームワーク」)』を策定しました。
本フレームワークについて、第三者評価機関であるDNV GLビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社からグリーンボンド発行に係る各種基準への適合性についての評価および検証*4を取得しています。また、株式会社格付投資情報センター(R&I)による「R&Iグリーンボンドアセスメント」の最上位評価である「GA1」の予備評価*5を取得しています。加えて、CBI(Climate Bonds Initiative)*6による認証*7も取得しています。

*3: フレームワークの詳細[PDF:494KB]
*4: DNV GLグリーンボンド適格性債券発行前検証報告書の詳細[PDF:2.5MB]
*5: R&Iグリーンボンドアセスメントの詳細[PDF:652KB]
*6: グリーンボンドの信頼性や透明性を確保するための厳格な基準を定める国際NGO
*7: 第三者評価機関により気候ボンド基準3.0版への適合性の検証を受けた債券に対しCBIにより付与される認証。なお、気候ボンド基準とは、グリーンボンドについて、パリ協定における2℃目標と一致していることを、厳格な科学的根拠に基づいて確認するために策定した国際的な基準

参考

2020年8月に発行したサステナビリティレポートでは、サステナビリティ推進の考え方やSDGs達成への貢献に向けた取り組み、ESGデータをデータ集にまとめて報告しています。

以上

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