プレスリリース
JR浜松町駅における東京2020大会1年前の鉄道混雑緩和に向けた取組みについて
2019年7月19日
東京ガス株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)と東日本旅客鉄道株式会社(社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)は、東京都、国、東京2020組織委員会が推進する「2020TDM推進プロジェクト※1」の主旨に賛同し、東京2020大会1年前を契機として、JR浜松町駅における鉄道混雑緩和に向けた取組みを推進します。
1. 今回の取組みについて
東京2020大会では、観戦者の移動手段として鉄道が多く利用されることが想定され、都市活動の安定を図りつつ、安全で円滑な観客輸送を実現するため「一般利用者の需要分散・抑制」を図ることが求められています。そこで両社が連携し、JR浜松町駅を利用する近隣企業・ご利用のお客さまにスムーズビズ(テレワーク、時差Biz等)への協力を呼びかけ、東京2020オリンピック競技大会開会式の1年前となる7月24日に、鉄道混雑緩和に向けた取組みを行います。また、両社は、JR東日本が今回の取組みの目安としている「午前8時台の10%程度の混雑緩和」(※)に向けて、効果検証を行います。
時期 | 東京ガス | JR東日本 |
~7/23 | 近隣企業・ご利用のお客さまへ協力を呼びかけ(賛同企業については「参考」参照) | |
7/24 | 休暇取得、テレワーク等の実施 | JR浜松町駅の利用状況に関する特別調査 (改札機器のご利用状況等による調査) |
7/25~ 8月中 |
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※ 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 交通輸送技術検討会」の「東京2020大会の交通マネジメントに関する提言(中間のまとめ)」(2018年1月10日策定)中の記載を踏まえた目安。
「東京2020大会の交通マネジメントに関する提言(中間のまとめ)」
2. JR浜松町駅について
JR浜松町駅は、競技会場への移動や、羽田空港から都心にアクセスする際の主要な乗換駅であり、「2020TDM推進プロジェクト」において、東京2020大会期間中に平常時と同程度のサービスレベルの維持と安全で円滑な運行の実現に向けた重点取組み地区の1つに指定されています。大会時には、大井ホッケー競技場へ観戦に向かうお客さまの乗換のご利用が想定され、特に、午前8時台の更なる混雑が見込まれています。
【参考】JR浜松町駅の平日朝通勤時間帯のご利用状況
・乗車人員162,143人(JR東日本管内第17位)※2018年度
・午前8時台にご利用が集中(約4万人弱)
東京ガスとJR東日本は、東京2020大会のオフィシャルパートナー※2として、大会期間中の鉄道混雑緩和と円滑な大会運営に貢献するとともに、今回の取組みを契機に、従業員がいきいきと働くことができる環境整備を始めとした働き方改革にも積極的に取組んでまいります。
※1: 「2020TDM推進プロジェクト」とは、2018年8月に発足した東京都、国、東京2020組織委員会が推進する取組みで、東京2020大会の成功に向け、円滑な大会輸送と経済活動維持との両立を図ることを目的とするプロジェクト。
※2: 東京ガスは「ガス・ガス公共サービス」、JR東日本は「旅客鉄道輸送サービス」のオフィシャルパートナー。
<参考>取組みに参加する主な企業(50音順)
参加企業 | 主な取組み |
川崎重工業(株)、昭和電工(株)、東京ガス(株)、(株)東芝、富士通(株) |
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以上