社長メッセージ

内田高史 近影

東京ガスグループはエネルギーの自由化、低炭素化、省エネの進展、デジタル化など取り巻く事業環境が激変する中、これらに的確に対応し、将来に向けた発展の礎を築くべく2017年10月にグループ中期経営計画「GPS2020~エネルギーと未来のために東京ガスグループができること」を策定しました。これは「ガス(G)」&「パワー(電力:P)」+「サービス(S)」を「×G(グローバル)」に展開していく計画であり、2011年11月に策定した「チャレンジ2020ビジョン」の集大成と位置付けています。

首都圏市場において、ガスの小口・大口・卸先のお客さまの切替が拡大するなど、エネルギー競争は激しさを増しています。こうした厳しい経営環境にある中、今年度は節目となる「LNG導入50周年」を迎えます。この50年の間に培ってきた経験をもとに、さらなる低炭素社会の実現に向けた天然ガスの普及拡大・高度利用の意義、安全・安定供給に向けた大規模災害におけるレジリエンス向上に努めてまいります。

また、攻守一体となる電力契約件数、サービスメニュー、海外事業における案件の拡大など、「GPS2020」は着実に進展しています。2020年代における発展・飛躍の基盤を固めるためにも、今年度は、(1)電力契約件数目標の前倒し達成をはじめとした総合エネルギー事業の進化(GPS)、(2)海外案件実績の積み上げによるグローバル展開の加速(×G)により、「GPS2020」の達成に道筋をつけるべく取り組んでいきます。
そして、4つのD*に代表される大きな潮流により、当社グループを取り巻く環境は大きく変化しています。「次なる半世紀」を切り拓くためにも、環境変化をチャンスと捉え、さまざまなチャレンジを通じて新たな価値を創り出すことが重要です。今年度は、将来を見据えた当社グループの“目指す姿“を策定していきます。

*4つのD:Decarbonization低炭素化、Decentralization分散化、Deregulation規制緩和、Digitalizationデジタル化

東京ガスグループの最大の強みは、133年間の歴史の中でお客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまと培ってきた「安心、安全、信頼」のブランド価値です。保安の確保、安定供給はもとより、コンプライアンスに留意し、誠実にお客さまと向き合うことで、今後ともこのブランド価値を守り続ける所存です。引き続き皆さま方のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年4月

代表取締役社長

内田 高史