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カーボンニュートラルLNG

カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス

東京ガスでは、2019年にカーボンニュートラルLNG(以下、CNL)を日本で初めて受け入れ、CNLを活用したカーボンニュートラル都市ガスの供給を開始しました。CNLの普及を通じて、お客さま先のCO2削減に貢献しています。

カーボンニュートラルLNGとは

CNLは、LNG(液化天然ガス)の採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、新興国等における環境保全プロジェクトにより創出されたCO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)したLNGです。燃焼させても地球規模ではCO2等が発生していないとみなされるとともに、環境保全プロジェクトは現地での雇用の創出や生物多様性保全等にも貢献します。環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果は、信頼性の高い検証機関がCO2クレジットとして認証しています。

カーボンニュートラルLNG概念図

国内最大規模となるカーボンニュートラル都市ガス導入

CNLを採用される企業様が増える中、2021年11月には、丸の内熱供給(株)様により国内最大規模となるカーボンニュートラル都市ガスが導入されました。丸の内熱供給(株)様が運営する全ての地域冷暖房プラントで使用する都市ガスの全量がカーボンニュートラル都市ガスに切り替えられ、供給されるカーボンニュートラル都市ガスは年間約3,400万m3、CO2削減量は年間約97,000t※1となります。これは、一般家庭約9万世帯分の都市ガス使用量に相当します。
※1 算定に用いたCO2排出係数は、天然ガスの採掘から燃焼に至る工程で発生する温室効果ガスをオフセットした場合の値となります。

お客さまと共にCO2ネット・ゼロに挑戦

2021年3月に設立されたCNLバイヤーズアライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、CNLを調達・供給する当社と購入する企業・法人が一丸となり、CNLの普及拡大とその利用価値向上の実現を目指す団体です。参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進しています。このような新たなソリューションの提供を通じて、当社グループはお客さまと共にCO2ネット・ゼロに挑戦していきます。

カーボンニュートラルLNG ロゴ

社会へのインパクト

  • 天然ガスの有効利用によるCO2排出削減によって、気候変動の緩和に貢献
  • 環境保全プロジェクトによって、雇用創出や生物多様性、生態系の保全に貢献

SDGs8 13 15 17

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