2021年10月11日

こんにちは。東京ガス エネルギー提案推進部 広域センター 難波です。

東京ガス 広域センターでは、埼玉県や千葉県のエリアを中心に、地域と連動して「認知症サポーター」としての活動を行っています。本日は、その活動内容をご紹介します！

「認知症サポーター」とは

「認知症サポーター」制度は、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする存在として、厚生労働省からの呼びかけで平成17年度より始まりました。この「認知症サポーター」となるためには、「認知症サポーター養成講座」の受講が必要となっています。

東京ガスではお客さまにガスを安全にお使いいただくため、ガス事業法等に基づいて「ガス設備定期保安点検」などで日々お客さま宅を訪問しており、ご高齢の方や、認知症のお客さまと接する機会が少なくありません。

そこで、東京ガス広域センターでは、認知症を疑われるお客さまとの契約の不備トラブル防止や、お客さまとの信頼関係の構築、認知症の方を含めたご高齢の皆さまが安心して暮らせる街づくりに協力する必要があると考え、正しい知識を学ぶために認知症サポーター養成講座を受講しています。
　
今年度は感染症予防を徹底したうえで5月に6回養成講座を実施し、87名の社員が参加しました。東京ガス広域センターでは、すべてのメンバーが「認知症サポーター」の資格を持っており、サポーターの証である「オレンジリング」を身に着けて日々の業務にあたっています。

「認知症サポーター」としての活動

お客さまを訪問した際に、ご高齢で認知症の疑いがある場合には「認知症サポーター講座」で得た知識を使ってお客さま対応をしているほか、地域と連動した以下の取り組みも積極的に行っています。

●春日部市「高齢者虐待防止及び消費者安全確保等見守り支援ネットワーク」への企業登録

ご高齢の方への虐待、消費者被害、外出して行方不明になってしまうご高齢の方の見守りおよび早期発見を目的とした「春日部市高齢者虐待防止及び消費者安全確保等見守り支援ネットワーク」の協力企業として見守り支援をしており、ご高齢の方の異変を発見した場合、春日部市の高齢者支援課、地域包括センターに連絡をしています。
また年1回のネットワーク推進会議に参加し、状況報告や事例研究などの意見交換を行っています。

●越谷市「地域包括支援ネットワーク」への企業登録

高齢者や障がいのある方、その家族など、支援を必要とする方が、住みなれたまちで安心して暮らし続けることができるように、地域の皆さんや協力機関・団体の方が普段の関わりの中で見守りを行い、連携し合える関係をつくる取り組みです。
日常生活または業務や活動の中で、高齢者等の異変や生活上の支障等に気づいたら、ご本人やご家族に地域包括支援センターを紹介するか、地域包括支援センターまで連絡をしています。

●我孫子市「孤立死防止対策事業」への企業登録

他者との接点がないご高齢で一人暮らしの方など、公的な相談機関や支援事業者等との関わりがなく、地域社会のつながりから孤立していたり、孤立するおそれのある方を巡回時に発見した際、我孫子市に情報共有をおこなっています。
また、年1回の我孫子市孤立死防止対策連絡協議会へ協力企業として参加をし、状況の報告や、事例研究などの意見交換を行っています。

●我孫子市オレンジデー2021の参加

●清掃ボランティア事業

東京ガス広域センターでは、地域に密着した企業として住みよい街づくりに貢献するため、
月～金曜日の朝7:30から8:30まで、春日部市の市役所通りと周辺を中心に、清掃活動を自主的に行っています。


東京ガスはこれからも地域に密着した企業として、地域行政と連動しながら安心して暮らせる街づくりに貢献していきます。

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