東京ガスグループ採用情報
社員メッセージ
お仕事紹介
お客さまに安心・安全にガスをお使いいただくために、東京ガスをご利用いただいているお客さまのお宅でガス漏れ検査やガス機器の点検をしています。
私はガス漏れがないか、ガスを安全に使っていただいているか、その点検をさせていただくために、日々お客さまのお宅に伺っています。ガス機器は安全のために3年に1度、ガス事業法に基づき点検をしているのです。
点検の際は、専用の機械を使って、コンロやストーブなどのガス機器を安全にお使いいただいているかを調べます。給湯器の排気から一酸化炭素の排出がないかの確認やガス機器のまわりに燃えやすいものがないかなどもチェックします。万が一ガス漏れがある場合は、ガス漏れに対応する東京ガスの緊急出動拠点組織「ガスライト24」に連絡をして技術者を呼びます。そのほか、お客さまがお使いのガス機器を登録し、もし製造不良などが発覚した場合にはこちらからご連絡をとれるようにしています。こうして、毎日15~20軒のお宅を定期保安点検で訪問するのが私の仕事です。
ガスメーターの前で作業をしている人をみかけたら、それは私と同じ保安点検かもしれません(笑)
日々、みなさまに安心・安全にガスを使っていただけるよう点検をしています。
印象に残っているエピソード
定期保安点検で接したお客さまが自分を覚えていて、直接ご相談くださったときは、お役に立てているやりがいを感じます。
定期保安点検では、ガス機器の安全性に疑問があれば、お客さまに使用を中止していただくお願いをします。たとえば、プロパンガス用の機器をお使いになっている場合などです。ガスの種類に応じて適切な機器を使用していただくことは安全のために非常に大切なのです。経年により、交換時期を迎えているガス機器を使い続けるのも危険な場合があります。
いつも通り定期保安点検で訪問したときのこと。作業を終了し、「なにかあったらいつでも連絡してください。また3年後に点検にきますね」と添えて、その場を失礼しました。 すると後日、その方から、ご使用いただいているガス炊飯器の調子が悪いと、直接のお電話をいただきました。そのお客さまはガス炊飯器を交換され、私を頼りにしてお電話をくださったのです。別れ際の言葉を覚えていてくださったことに感激しましたし、こうして自分がお役に立てていることを実感する瞬間は嬉しいです。
質問
Q. この仕事を選んだ理由
A.
生活に関係が深く、人に必要とされる仕事に就きたいなと考えていました。生活に直結するエネルギーインフラ業界に興味があったので、就職活動では電気やガスに関係する企業をチェックしていました。こちらの会社は説明会の雰囲気がよく、優しい人が多い印象で安心感があったので入社を決めました。
Q. 合っているタイプは?
A.
いろんなお客さまを訪問する仕事なので、知らない人と話すのが苦にならない、明るく社交的な人が向いていると思います。訪問先では点検だけでなく、修理や取り付けなども行うので、状況に応じて臨機応変に対応できる柔軟さもあるといいですね。
Q. 入社前と後ではイメージのギャップはある?
A.
点検がこれほど天気に左右される仕事だとは思っていませんでした(笑)入社前は漠然と事務の仕事かなと思っていましたが、点検を担当することになり少し驚きました。でも実際やってみると「女性でよかった」とおっしゃるお客さまも多く、人と接することが好きな自分に合っている仕事だったので、とてもやりがいを感じています。
Q. 必要な資質やスキルは?
A.
ガス機器の点検・修理・取り付けというと理系の知識が必要だと思われそうですが、そんなことはありません。需要家ガス設備点検員やガス栓修理士など、仕事に必要な資格は入社後に取得できる制度があるので安心です。資質という点では、いろんなお客さまに対応できるコミュニケーション能力が活きると思います。
Q. 就職活動中の学生のみなさんへアドバイス
A.
私は最初、自分のやりたい仕事がよくわかりませんでした。説明会は50社くらい行ったのですが、いろんな会社をみる中で、自分が興味を持てるのはインフラと生活だとわかってきました。いろんな会社に実際に足を運ぶことで、自分の志向が明確になることがあります。みなさんも活躍の場を見つけられるよう応援しています。