お知らせ

【都市生活研究所 40周年記念】 小学生向け「エコ・クッキングわくわくノート」を発行

~食を通じて親子で楽しく環境を学び、夏休みの自由研究にも活用~

2026年7月24日
東京ガス株式会社

 東京ガス都市生活研究所(以下、「同研究所」)は、設立40周年を記念し、エコ・クッキング*1の基本や、料理が初めての小学生にもわかりやすい調理のポイントをまとめた「エコ・クッキングわくわくノート」(以下、「本冊子」)を発行しました。あわせて、7月24日(金)に「がすてなーに ガスの科学館」(東京ガス企業館)で、小学生とその保護者を対象としたイベント「一日研究員になろう! 親子でチャレンジ!エコ・クッキング」を開催しました。

本冊子のダウンロードはこちら

 同研究所は、1986年に「食と住に係る暮らしのシンクタンク」として設立されて以来、生活者研究を通じて食に関する知見を蓄積し、発信してきました。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、脱炭素型ライフスタイルへの転換が求められる一方、「環境に良い暮らし」には我慢や不便が伴うと捉えられがちです。
 エコ・クッキングは、身近な「食」を通じて、無理なく楽しみながら環境に配慮した行動を実践できる取り組みです。親子で環境について考える第一歩にしていただきたいとの思いから、設立40周年の記念企画として、本冊子を発行し、イベントを開催しました。

 環境省は、「第五次循環型社会形成推進基本計画」*2において、食品ロスの削減を我が国における喫緊の課題と位置づけ、家庭から発生する食品ロスを2030年度までに2000年度比で半減する目標を掲げています。また、生活者にも、日々の暮らしの中で、より環境負荷の少ないライフスタイルを実践していくことが求められています。こうした社会課題の解決に向けた取り組みのひとつが、エコ・クッキングです。エコ・クッキングとは、環境のことを考え、買い物・調理・食事・片づけの4場面で、日々の食生活に取り入れられる工夫を実践し、CO2排出量や食品ロスの削減につなげる取り組みです。同研究所の検証では、エコ・クッキングの工夫を取り入れることで、通常の調理に比べてエネルギーや水の使用量、生ごみ量が減少し、調理から片づけまでに伴うCO2排出量が約50%削減されたことが確認されています*3。また、同研究所の調査では、末子が小学生以下の保護者の約7割が「子どもと一緒に省エネの工夫をしたい」と考えていることが分かりました。
 本冊子は、エコ・クッキングの基本を小学生向けに分かりやすく解説し、書き込みながら学びを深められるワークシート形式としています。料理が初めての子どもでも取り組めるよう、身支度、計量、ガスコンロや包丁の使い方など、料理の基本も掲載しています。レシピは、調理の基本となる炊飯とみそ汁から紹介しています。巻末には、実践したエコ・クッキングのポイントや工夫、感想、家族からのひと言を書き込めるページを設けており、夏休みの自由研究や親子での環境学習にも活用できます。


【参考:「子どもと一緒に省エネの工夫をしたい」に関する意識調査結果】
 同研究所が、一都三県在住の30~40代の既婚・子ども有りの男女を対象に調査*4を行ったところ、末子が小学生以下の回答者277名のうち、家庭では、「子どもと一緒に省エネの工夫をしたい」と考える保護者が約7割(「あてはまる」「ややあてはまる」計69.0%)にのぼることがわかりました。こうした関心の高さを受け、本イベントでは、親子で楽しみながら学べるエコ・クッキングを通じて、次世代への環境教育の機会を提供しました。

【参考:都市生活研究所40周年記念イベントの様子と参加者の声】
■40周年記念イベントの様子

 7月24日(金)にがすてなーに(東京ガス企業館)のキッチンキッチンで、都市生活研究所40周年記念イベント「一日研究員になろう! 親子でチャレンジ!エコ・クッキング」を開催しました。
 はじめに、同研究所の研究員が、「エコ・クッキングわくわくノート」で紹介しているエコ・クッキングのポイントを説明し、続いて、親子で参加した小学生と保護者が、実際に作る料理に沿って、エコ・クッキングの工夫を学びました。

エコ・クッキングについて説明を受ける様子

完成した料理

 その後、エコ・クッキングの工夫を取り入れたメニュー「お絵描きライスピザ」と「ベジストローネ」を調理・試食しながら、親子で声をかけ合って作業を進める姿や、完成した料理をうれしそうに味わう様子が見られました。実習では、生ごみ、水、ガスの使用量を確認しながら進め、白衣を着て記念撮影を行う時間も設けるなど、親子が笑顔で楽しみながら一日研究員を体験できるイベントとなりました。

■イベント参加者のコメント
 参加した小学生からは、「家でわくわくノートにのっているごはんを作ってみたい」、保護者からは「水の使い方や火の調節など、日々の家事の中で気を付けようと思った」といった声が寄せられ、エコ・クッキングを家庭でも実践してみたいという意欲がうかがえました。

<東京ガス都市生活研究所について>
 東京ガス都市生活研究所は、1986年7月に設立されました。
 社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析をもとに、将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者のより良い暮らしのためのさまざまな提言を行っています。

  • *1:
    エコ・クッキングは、東京ガス株式会社の登録商標です
  • *2:
    環境省「第五次循環型社会形成推進基本計画」の詳細はこちら
  • *3:
    日本家庭科教育学会誌「家庭科教職履修生に対してのエコ・クッキングの教育効果」(2007年)
  • *4:
    東京ガス都市生活研究所「断熱に関する調査」(2024年6月)
    調査対象:一都三県在住・30~40代 既婚・子有り 男女

以上

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