デマンドレスポンスに関する業務提携契約をNature株式会社と締結

2024年4月18日
東京ガス株式会社

　東京ガス株式会社（社長：笹山 晋一、以下「東京ガス」）は、このたび、2024年2月に資本提携契約を締結したNature株式会社（CEO：塩出 晴海、以下「Nature社」）と、家庭部門の分散型エネルギーリソース（以下「DER」）を活用したデマンドレスポンス^*1（以下「DR」）における業務提携契約（以下「本提携」）を締結しました。
　なお、本提携による成果は、ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」のご家庭のお客さま向けソリューションの1つとして提供していく予定です。

業務提携のイメージ図

　天候等によって発電の出力が左右される再生可能エネルギーの普及拡大と安定的な電力供給の両立に向け、蓄電池などのDERを利用したDRの普及が求められています。これらの実現に向けて、家庭部門においては、調整力^*2を創出する仕組みおよびお客さま向けの魅力的なアプリケーションが重要になります。

　本提携では、東京ガスの調整力活用ノウハウとNature社のスマートデバイス「Nature Remo E」およびアプリケーション「Nature Remoアプリ」を組み合わせることで、DERの遠隔での最適運転とアプリケーションを通じたお客さま満足度の向上を目指します。

　東京ガスは、お客さまへのDERを活用したソリューションを拡充し、再生可能エネルギーの普及拡大による脱炭素社会の実現に貢献していきます。

ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」^*3について

　東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月にソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。

• *1：
  電力の安定供給の観点から需要量と供給量を一致させる必要があり、その調整を発電所などの供給側に頼るのではなく、家庭用燃料電池（エネファーム）、蓄電池、EVなどのDERを活用して電力の需要量を制御し、需要と供給を調整する取り組み
• *2：
  電力の供給と需要を一致させるために必要な電力
• *3：
  IGNITUREの詳細はこちら

Nature社の概要

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